納戸とは
納戸とは、収納を目的とした、比較的狭いスペースのことです。クローゼットよりも広く、人が立ち入って歩き回ることができ、間取り図などでは、N、S、GR、DENなどと表記されます。洋風な部屋ではサービスルーム、ユーティリティスペースとも呼ばれます。
リノベーションのワンポイントアドバイス
[納戸のリノベーションにおけるメリット]
リノベーションで納戸を設けるメリットとして、次が挙げられます。
収納スペースに余裕ができる
従来のクローゼットだけの場合、収納スペースとしては広さが不足しがちです。その点、納戸であれば、格段に広いスペースが確保できますので、余裕を持って収納することができます。
大きな物品を収納できる
納戸の広いスペースを活かして、布団などのかさばる大きな物品を収納しても、まだ充分なスペースを確保することが可能です。季節によって、使用しない暖房器具なども収納しておくことができます。
小さな居室として使える
スペースが2畳から3畳程度あれば、勉強部屋や書斎などに使うことも可能です。狭い空間ですから、勉強などに集中しやすい環境が作れます。納戸を収納に利用することで、他の部屋で使わないままに放置されていた物品を、余裕を持って収納できるようになります。使うものだけれど、今は使う必要のないものを納戸に収納することで、部屋を広く感じるようにすることも可能です。
[納戸のリノベーションにおける注意点]
納戸を設ける場合に注意すべき点として、次があります。
・収納家具と収納用品
・湿気対策を充分に
・書斎などではコンセントを
納戸は収納のためのスペースですから、収納したい物品を納めるための大型の収納家具が別途必要です。また、簡易的な収納用ラックを使う方法もあります。収納したいものの量に合った大きさのケースなど、収納用品を揃えましょう。納戸は窓がないのが一般的なので、湿気が高くなりやすい傾向があります。除湿器や除湿剤などを利用したほうがよいでしょう。書斎や勉強部屋などに納戸を利用する場合は、コンセントを設置するようにしましょう。また、照明に関しても明るさに配慮したいものです。
まとめ
納戸は重要な収納スペースです。収納できる量が多い納戸があれば、雑然としていたリビングなどをスッキリさせることも可能です。書斎や勉強部屋、音楽鑑賞、映画鑑賞、パソコンルームなどとして利用することもできます。納戸には、このように様々な用途があるのも魅力です。湿気対策などに注意したうえで、ご自分のライフスタイルに合わせて、納戸の有効な活用方法を考えてみるのもよいでしょう。新たに納戸をリノベーションで用意したい場合には、nuリノベーションまでご相談ください。