【リアルな口コミから学ぶ】リノベーションで失敗しないための成功の鍵とは?
住宅購入やリノベーションは大きな買い物。ほとんどの方が事前準備を行い、満足度の高い家づくりを実現していますが、中には「失敗した」という人も。
この記事では実際の失敗談をもとに気をつけるべきポイントを解説。後半では「リノベーションしてよかった!」という成功談もご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
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<この記事のトピックス>
・リノベーションの失敗談が聞きたい!口コミや事例をご紹介!
・失敗から学ぶ、リノベーションのポイント
・やってよかった!リノベーション成功者の声
リノベーションの失敗談が聞きたい!口コミや事例をご紹介!
それでは早速、ネットやSNSでよく見かける一般的なリノベの失敗談を4つご紹介します。
CASE1 予算配分のバランスが悪かった…。
条件の良い物件を欲張ってしまい、予算枠いっぱいの物件を購入しました。そのため、リノベーションに使える予算が足りなくなってしまい、工事内容を妥協せざるを得なくなりました。物件探しの段階から、予算配分をもっと考えればよかったと思います。
CASE2 購入した物件に構造的な制約があった…。
物件探しは自分でしたのですが、購入した物件は壁式構造だったため、壊せない壁がありました。そのため、希望していた広いリビングの実現が不可能に。物件探しからお願いできるリノベ会社に最初からお願いすればよかったです。
CASE3 家づくりの方向性が決まらない…。
パートナーと好みのテイストや優先したい項目が異なり、想定していた以上に打合せに時間がかかってしまいました。実際に打合せが始まる前にもう少し落とし所を決めておけばよかった。
CASE4 デザインと使い勝手のバランスが取れていなかった…。
見た目のかっこよさを優先してしまい、実際に住み始めると使いづらさを感じる場面がありました。もっと総合的にジャッジして仕様を決めればよかったなと後悔しました。
失敗から学ぶ、リノベーションのポイント
それでは、どうしたらこのような失敗を防ぐことができるのでしょうか?ここからは、先ほどご紹介した4つの失敗談から学ぶ、同じ失敗をしないためのポイントをご紹介していきます。
◎資金計画を明確に、余力をもった配分を心がける
物件購入+リノベーションを行う際、特に「リノベ費用」は会社毎にコスト感に幅があるため、ネットや雑誌の情報だけで判断するのは危険です。必ず依頼したいと思っているリノベ会社へ事前に相談し、ご自身の希望するリノベがどれくらいの予算感で実現できるか確認し、予算配分を検討しましょう。
◎リノベ前提の物件探しは、リノベ会社との内見がベター
物件購入前の内見は、リノベ計画における大切な第一歩。その物件が理想のリノベーションに向いた物件かどうかを判断するには、不動産の知識に加えリフォーム・リノベーションの知識が不可欠です。
nuリノベーション(以下、nu)では、物件探しからリノベーションまでを一貫してサポートするワンストップリノベーションに加え、他社さまで検討中の物件の内見に同行しリノベの可否を判断する内見同行サービスも行っています。お客様のご状況に合わせて、お気軽にご相談くださいね。
◎リノベ成功の鍵は、“コミュニケーション”!
物件を新たに購入してリノベを行う場合は、設計・デザインの打合せ中に物件代金のローン返済がスタートするケースがほとんどです。なるべくスムーズに打合せを進め二重払いの期間を最小限にするために、「何を一番優先したいか?」「決断に迷ったら何を判断基準にするのか?」など、重要となるポイントはご家族やパートナーと事前に話し合っておきましょう。
△nuでの物件取得〜お引渡しまでのフロー
◎素材・仕様の決定は、実際の暮らしをイメージして
床材や設備・収納の仕様など、空間イメージを大きく左右する部分は、どうしてもデザインを優先したくなってしまうもの。ですが、片付けがあまり得意ではないのに壁一面を見せる収納にしてしまうと、いくらデザインが好みでも日々ストレスが溜まってしまい、本末転倒になってしまうケースも。今後のメンテナンスやライフスタイルをイメージしながら、デザインと暮らしやすさの無理のないバランスをしっかり検討しましょう◎
やってよかった!リノベーション成功者の声
ここからは、リノベ成功者の実際の口コミを、実例とともにご紹介します。
家づくりを成功に導いたポイントもそれぞれ解説していきますので、これから家づくりをされる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
CASE1 好みは正反対でも、お互いの好きを尊重して家づくりを楽しめた!
・リノベーション事例:「ナカソト」(千葉県柏市)
<成功ポイント>
・物件探しと並行して、お互いがどんなデザインの空間づくりがしたいのかを話し合い、理想とするイメージを固めていた。
・家の中で一番こだわりたい箇所を伝え合い、打合せをどちらが主導するか決めていた
・事前にInstagramやYoutubeのルームツアー動画でアイデアを収集していた
千葉県柏市内の賃貸にお住まいだったKさん一家。子育てのしやすさなどから、同じエリアで物件探しをスタートしました。
物件探しでは、これまでの経験から「日当たりの良さ」を重要視することを決めていたため、南側にひらけた今のご自宅と巡り会った際はスピーディに購入を決断できたんだとか。
ご主人はアンティーク家具が合うチーク材を使った空間、奥様は白を基調とした無機質な空間が好きで、好みのテイストが正反対だったと微笑むKさん。
それでもお互いに集めたイメージ画像を見せ合い、共通する空間やそこで使用されている素材を抽出し、「カッコいいおじいちゃんの家」というテーマを掲げて家づくりをスタートしたといいます。
そのほかにも、「床材は家具好きのご主人の好みに合わせて」、「キッチンはお料理好きの奥様主導で」など、家づくりの中でもこだわりの強い場所については、どちらの好みを優先するかを事前に話し合い、打合せを進めていったKさん。
その甲斐もあり、ご夫婦ともに使い勝手が良く家事効率も高い、理想の空間に仕上がったといいます。
廊下の吊り棚収納は、以前Youtubeで見かけたアイデアを真似したデザイン。ちょっとした日用品の収納として重宝しているといいます。
CASE2 家族の“等身大の暮らし”にぴったりの自由な家づくりができた!
・リノベーション事例:「raw」(東京都練馬区)
<成功ポイント>
・不動産、リノベに精通したアドバイザーと物件探しをすることで、理想の物件を購入できた
・好みのテイストと“どんな暮らし方”を具体的にイメージし、自分たちらしい自由な間取りを実現
・二重窓の設置は補助金を活用し、お得に快適性もアップ!
シンプルで自然体な暮らしができる家にしたかったというHさんの要望に合わせて、素地の木や素焼きのタイルなどざっくりした質感の素材とオープン収納で空間全体を設えたH邸。
22Jの大空間としたLKDには、「ゴロゴロしたい」というご主人の熱望で琉球畳を採用した小上がりを造作。床下には季節ものなどをしまう収納スペースも確保でき、実用性もしっかりと確保されています。
実用性へのこだわりはキッチンや窓周りにも。
キッチンカウンターの足元には、「ホットプレートをよく使う」というHさんのライフスタイルに合わせて床下にコンセントを設置。使用しないときは床材と同じタイルで造作した蓋で目隠しもできる、リノベならではのアイデアです。
また、マンションの電力の都合で床暖房が入れられなかったことから、補助金を利用して二重窓を設置。想像以上の断熱性で、快適に過ごせているんだとか。
△玄関横のフリースペースは余白を残し、フレキシブルな空間に。
ラフでありながらも暮らしやすさへの綿密な配慮を忍ばせたことで、実際に住み始めてからも照明やコンセントの位置、LDK内の動線など、生活する中で改めて「やっぱり良かった」と実感しているそう。
CASE3 慎重派な私たちだからこその、住みながら育てる家づくりたできた。
・リノベーション事例:「ROUGH×廊下」(神奈川県川崎市)
<成功ポイント>
・お二人の価値観が全面に反映された「1LDK≒ワンルーム」の間取りで、ストレスフリーな暮らしを実現
・パタンナーの奥様の仕事場を考慮したゾーニングと素材の使い分け
・住みながら手を加えていく余白を残したプランニング
ご夫婦揃って慎重派だというKさん夫妻。リモートワークが本格的になってきたタイミングで、奥様がご自宅でも広々と裁縫や型作りの作業できる家づくりがしたいと、nuの完成見学会に参加しました。
オリジナリティ溢れる空間を体感したことでリノベの魅力を再確認。そこから更に1年かけて情報収集し、「この会社なら自分たちが求める家づくりができる!」と、nuとの物件探しをスタートしたといいます。
物件探しにもじっくりと時間をかけたK夫妻。
当初から「壁・天井を躯体現しにしたい」、「扉のないワンルームに近い間取りにしたい」とアドバイザーに要望を伝え、約1年後に出会った物件を購入しました。築40年と築年数はかなり古い物件でしたが、「この物件は躯体の状態もきれいに出てきそうです!」とアドバイザーから背中を押されたことも後押しとなったそう。
念願だった奥様の広々とした仕事場は、デッドスペースになりがちな廊下を活用。床をモールテックスで仕上げたことでキャスター付きのトルソーや重たいボックスを引きずっても傷を心配する必要がなく、ストレスフリー。カーテンを引けばサッと目隠しもできます。
今は真っ白でシンプルな壁ですが、暮らしながら使い勝手を確かめ、ゆくゆくは造り付けの棚を追加したいと考えているそう。
LDの床は奥様たっての希望でフローリングを採用。「リビング・ダイニングは“休む場所”としてデザインしたい」という、ご自宅に仕事場があるKさんだからこその素材使いです。
△空間を緩やかに仕切る白のレースカーテン
最後に
リノベーションは一生に何度もない大きな買い物です。失敗経験者の口コミを活かして、失敗しない、満足のいくリノベーションを行いましょう。
100%オーダー型でワンストップサービスを提供しているnuリノベーション(以下、nu)では、リノベーションの基本が学べる無料個別セミナーを実施しております。ぜひお気軽にご参加ください。
nuには約1000件の豊富な施工事例があります。施工事例ページではご希望の条件で絞り込みができますので、条件に合った施工事例を簡単にご覧いただくことができます。
よくあるご質問
Q1.リノベーションの失敗談としてよくある口コミは?
A.
物件を購入してリノベーションを行う場合に多い失敗談は、予算配分のバランスが取れていなかったり、物件購入後に構想上の制限などが判明して、思ったようにリノベーションができなかったというケース。また、具体的な暮らしのイメージがないままに打合せがスタートしてしまい、思ったより時間がかかったり、入居後に使いづらさを感じたという意見も。
Q2.満足度の高いリベーションを実現するためのポイントは?
A.
リノベーション前提の物件探しの場合は、専門知識を持ったリノベ会社と物件探しをすることがおすすめ。また、予算感は会社によって様々なので、あらかじめリノベーションを依頼したい会社の個別セミナー等に参加し、イメージしている家づくりがどれくらいの予算感で実現できるのか、しっかりと確認しておきましょう。
Q3.リノベ経験者が「やってよかった!」と思うリノベーションのポイントは?
A.
好きなデザインの空間で暮らすことができるだけでなく、コンセントの配置や収納計画など、ご自身の暮らし方にあった住宅設備の仕様を細かく設定できるのもリノベーションの大きな魅力。また、一度で全てをつくり込むのではなく、実際に住み始めてからライフスタイルに合わせて空間をアップデートできる余白を残して置ける点も、リノベ経験者が魅力に感じるポイントの一つです。