白い円柱が佇む約60㎡のワンルームに暮らすannaさん。お部屋を整えるマイルールやこだわりのインテリアアイテムなど、ユニークな日常を楽しむannaさんの暮らしのアイデアをお届けします。
部屋の真ん中にある、わが家のワークスペース
ジメジメとした季節の到来ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私は雨が苦手ですが、道ばたに何げなく咲いている紫陽花が大好きで、雨に打たれて嬉しそうな紫陽花を見かけると、雨も悪くないなと思ったりします。昔おとずれた鎌倉のあじさい寺、また行きたいなぁ。
そんなきれいな紫陽花の話からはほど遠くなりますが、今回のお題はワークスペースです。
ワンルームなわが家の、部屋の中央に位置するワークスペース。
2人分のスペースを確保するためには、この場所しかないという理由で決まったのですが、
はじめは雑多な雰囲気に見えてしまわないか不安の残る場所でした。
そんな不安を解消するべく、設計デザイナーさんとの入念な打ち合わせが再びスタート。
デスクをシンプルな天板のみのデザインにしたり、散らかりがちな仕事道具を部屋の正面からは見えない収納の塔にしまうことなど、小さな工夫を重ねることに。その結果、部屋に馴染むようなすっきりとした印象を保つことができています。
トップ画像にちらりと見えているクローゼットの前に、わが家で唯一の『収納の塔』(笑)があります。
少し分かりづらいですが、デスクの斜め後ろに位置しているこちらには、夫婦それぞれの仕事関係のものをすべて収納。収納するために使っているアイテムは、安定の「無印良品」のアイテムが多いです。
この塔にはプリンタやルーターなどの電子機器も置きたかったので、造作棚の背面にはコンセントも設置。以前の家ではルーターをテレビの後ろにむき出しで置いていて、ホコリがかぶってしまうのがストレスでしたが、いまは天井に近い位置にあるので、汚れにくくとても快適です◎
カーテンでゆるやかに仕切る
わが家にはカーテンで仕切っている場所がいくつかあり、ワークスペースもそのひとつ。
普段はここまできっちり閉めることはあまりありませんが、オンライン会議の時などには重宝しています。
部屋に壁を作りたくなかったわが家には、このゆるやかなカーテンの仕切りがぴったり。
ほどよい透け感や天然素材が気持ちの良いカーテンは「tool box」のものです。
デスクすっきりが叶う◎ コードの通し穴
PC作業の多い夫婦なので、接続配線や充電用コードなどなど、放っておくと線だらけになってしまうデスクのコード問題…。長い机の3ヶ所にコードを通す穴を開けていただき、卓上をすっきりさせることができました。フィンランドの蚤の市で買った、ネズミのつぼ押しが作業中の癒し。
このように、穴の真下にコンセントを設置。夫婦それぞれの席の近くにあるので、電源の取り合いでケンカをすることもありません(笑)。天板のみのデスクは壁づけになっているのですが、設計デザイナーさんから1ヶ所は脚があった方が安定するとの助言を受けました。脚だけというのは探すのがとても難しく、途方に暮れかけていたときに出合ったのが「graf」というブランドのデスク用の脚。あまりみたことのないデザインで、天板の雰囲気とも合っているし、1脚売りもあるとのことで即決でした◎
デスクの下にあるキャスター付きのボックスは、「&PAPERS」のもの。紙でできているのですが、とてもしっかりとした造りで大きさや色も種類が豊富なので仕事用の細々としたものの整理にとてもおすすめです。
キャスター 付きなので掃除の時に動かしやすいところもポイント。
私的、デスク整理のおすすめアイテム
1つ目は「vitra」のツールボックス です。vitraのものはカラーリングがとても可愛くて気分が上がります。
よく使う文房具はここにひとまとめにしていて、たまにダイニングで仕事をする時などにそのまま持ち運べるので便利です。
2つ目は、またまた安定の「無印良品」のアクリル収納スタンド。
外付けのハードディスクやペンタブレットなど、デスクの上に置くと場所が取られてしまうものを立てる収納に。
ちょうどノートPCの背面のデッドスペースにピタリと収まっています。
色味がクリアで存在感があまり出ないので、どんなデスクにも合わせやすいと思います◎
vol.8も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回のウェブマガジンでお会いしましょう。
撮影・文:anna
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