新常識!? インテリアはちょっとひと手間で 自分好みに!
インテリアは気に入ったものがいいけど、なかなか自分が思った通りの一品は見つからない。 そんな想いを抱えた人たちの中で今や常識となりつつあるのが、既製品に手を加えてリメイクするという方法。実際にお客様が行ったリメイク術をご紹介します!
物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
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【初級①】 色を塗るだけ!
自分たちで買ってきた姿見やローテーブルなどの家具を、ソファ背面のキッチンスペースと同じ塗料でペイント。インテリア のトーンを合わせることで落ち着きのあるリビングになります。
【初級②】 削るだけ!
BEFORE > まだまだ使えるキッチンの設備は既存のものを残してリノベーション。でもこのままではせっかくヴィンテージ風にリノベーションした空間でこのキッチンだけが浮いてしまいそう…。
AFTER > こちらのキッチンは扉の素材が無垢材だったので、塗装をサンドペーパー掛け!あえて色褪せた雰囲気を演出することで、キッチンを丸ごと入れ替えなくてもヴィンテージ感溢れる印象に!
パシフィックファニチャーの本棚を靴箱として使用。上にはぴったりの大きさにカットした1枚板をのせ、無垢フローリング と躯体現しが特徴的な空間を邪魔しない、ラフな印象に。
【ちょっと上級編】新たな命を吹き込む!
もともとお持ちだったチーク無垢材のローテーブルを、脚だけ付け替えてダイニングテーブルとして再生。 アジアンテイストだったブラウンのキャビネットも、ブルーグレーに塗装して扉のガラスを外し、網をはめ込みました。アジアンの面影は無く、フレンチシャビーな雰囲気のある家具に大変身!仕上げに全体にヤスリをかけ、ヴィンテージ感も演出しました。
家が古くなった、家具があわなくなったから捨てるのではなく、手を加えて長く使っていくというのはリノベーションと共通する考え方です。空間のリノベーションと一緒にインテリアのリノベーションも楽しんで、もっと愛着の湧く自分らしい空間をつくってみるのはいかがでしょうか!