テラスとは
「テラス」とは、家屋から外に突き出した部分のことで、一般的に建物の1階部分に設置されているものを指します。同様の物が2階以上の場所に設置されている場合、「バルコニー」と呼ばれます。1階部分にある場合でも、屋根がついている場合は「ベランダ」、屋根がついていない場合は「テラス」と呼びます。なお、屋根のあるなしに関しては、そこまで厳密に分類が決まっているわけではなく、屋根がついたものでも「テラス」と呼ぶ場合があります。また、マンションに設置されていると「ベランダ」、一軒家にある場合だと「テラス」という呼び方をされる場合もありますが、基本的な認識としては「家屋から突き出したスペース」という認識でいいでしょう。
テラスのリノベーションのワンポイントアドバイス
テラスにも、色々な種類がありますが、ここでは、一軒家の1階部分に設置する屋根のついたテラスを想定して、ポイントをまとめていきます。テラスを設置するときには、以下の通り、押さえておきたいポイントがいくつかあるので、リノベーションを計画している人は要チェックです。
[テラスのリノベーションのポイント1 屋根と外壁の関係性]
一軒家の1階部分に屋根のついたテラスを設置する場合、テラス部分に後付けで屋根を設置することになります。そのときに、屋根を外壁に固定することになるのですが、屋根と外壁のサイズが合わなかったり、外壁に穴をあけることができなかったりすると、屋根を設置することができません。屋根の安全性ももちろん重要となってくるので、屋根を固定する外壁との関係性を、事前にシュミレーションすることが重要です。
[テラスのリノベーションのポイント2 家屋とテラスのバランス]
テラスを設置するにあたって肝心なのは、テラスと家屋のバランスとなります。テラスをリノベーションによって設置する場合、やはり、元々ある家屋に合うデザインのテラスを用意しないと、完成してから違和感が残ります。家屋とのバランスや、庭などの敷地も含めて、デザインの統一性があるかを考えなければなりません。テラスをリノベーションで設置するときには、テラスをきちんと住宅全体の一部であると捉えたうえで決めていくことが重要です。