[2018.11.27]
みなさん、こんにちは!
いよいよ、寒さも本番になってきましたね。
今日は、特に寒い日の夜なんかに、ぜひ見ていただきたいオススメの
映画をご紹介します。
「ROOM」
ご存知ですか?
2016年公開の映画なのですが、私はつい先日見ました。
友人たちがこの映画の話をしていたので気になって、「なにその映画?」と聞くと「7年間監禁されていた女性と、その女性に生まれた5歳の子の話」と言われました。
…ちょっともう、この時点で衝撃です。
さらに「その2人が監禁されている部屋から脱出するんだけど、脱出して終わりではなくて、その後の人生の方がこの映画のメインストーリー」だと言うんです。
なんだか重そうなテーマだなと感じつつ、でも気になってしょうがなくて…
Amazonプライムで見られると言うことだったので、その日のうちにソファに寝転んで、軽い気持ちでスマホで見始めました。
重すぎたり、途中で辛くなったらいつでも観るのを止められるようにスマホにしたのに、気がついたらエンドロールでした…
スマホで映画を丸々一本見たのなんて初めてでした。。
このシーン、この画像を見るだけで胸が締め付けられます。
子供は5歳なのですが、生まれてから一度も監禁されている部屋(ROOM)から出たことがありません。
その子が、部屋を脱出してからどうなるか…
想像しただけでものすごいことですよね。
というかほぼ想像も出来ません…
その子供の、子供らしい感性を見事なまでに表現している映画です。
私が衝撃を受けたのは
子供が監禁されている部屋を脱出して、普通の暮らしを送れるようになってから「ねえママ、いつ“部屋”に戻れるの?」と言ったことです。
こちらから見ると、普通の暮らしを送れるようになったことが幸せだと思うのに、彼には“部屋”での暮らしの方が当たり前で、そちらに帰りたいと言う。なんとも衝撃でした。。
そして“普通の暮らし”に慣れてきてから彼が放つ一言も、心に刺さります。
「こっちの世界では、なんでもあるけど、みんな忙しそう。」
(正確には覚えていませんが、確かこんなニュアンス)
“部屋”にはなにもなかったけど、流れる時間はゆっくりで、大好きなママとも24時間片時も離れることがなくずっと一緒。
それがその子には当たり前で幸せだったから、とてつもないギャップに苦しむのです。
もうここまで書くとほとんどネタバレなのですが、
ここまで書いても、それでもきっと実際に見たら色々と衝撃を受けると思います。そして、それぞれ感じることも違うだろうなと思います。
この冬に、ぜひ。
見た人と感想を語り合いたいです。
aic