[2020.4.16]
今回はカラッと笑えるけど、たまにジーンとなれるコメディ漫画を描き続けている西森博之さんの作品をご紹介します。
西森さんは1987年に小学館でデビューしており、週刊少年サンデーで活躍してきました。
絵はとてもシンプルでキャラクターが立っている作品が多いです。
そしてヒロインの女の子がとてもかわいいのも特徴ですね!
代表作はドラマで実写化もされた
「今日から俺は!!」
かと思いますが、今回は西森先生の他の作品にスポットを当ててご紹介します!
まずは「今日から俺は!!」の遺伝子を強く引き継いでいる作品
「お茶にごす。」全11巻
最強の不良・デビルまーくんと恐れられている高校生の主人公が「平和な心と生活を手に入れたい」と茶道部に入部します。
茶道部のメンバーと触れ合っていく中で、不器用ながら人に対しての優しさを学んでいきます。
主人公は暴力と憎しみの連鎖から逃れ、本当の意味での優しい人間になれるのか?
人に対しての優しさについて真剣に考え、自分を信じて行動をする主人公はついつい応援したくなります。
また、登場するヒロインもかわいくてほっこりした気持ちにもなれますよ。
続いては設定がかなり飛び抜けている
「道士郎でござる」全8巻
アメリカのネバダ州から12年ぶりに日本に帰ってきた高校生の主人公は、アメリカンナイズとは真逆の古き良き武士となっていました。
主人公の主君となってしまった普通の高校生が振り回されながら、段々といいキャラに成長していく様子が見どころです!
脇役と思えた人たちも、誰かから影響を受けて、人としていい方向へ変わっていく様子が少年漫画的で高揚感にも似た感覚を覚えます。
他にも主人公の個性と設定が面白い作品で
「鋼鉄の華っ柱」
と、まだまだ面白い作品がありますので
ぜひ西森作品をお手にとってお家時間を楽しんでみてください!
マツモト