ライフスタイルメディア「cocorone」編集長とみこさんのリノベーション日記。
新築派の夫とリノベ派の妻とみこさんのリノベは、一体どんな風に進んでいくのでしょうか。
[ vol.11 引き渡し ]
少しずつ家が完成に近づいていき、ワクワクしながら過ごした2020年、冬。
着工から約2ヶ月が経ち、待ちに待った引き渡しの日がやってきました。
1番楽しみにしていたキッチン。リビングを見渡せるため広々と開放感がありつつも、キッチン幅は2100mmとコンパクトなため、動線もよさそうです。
サンワカンパニー のキッチン「プレーンKミディアム」は即決でしたが、細かなオプション(天板の色や、食洗機の位置、コンロのグレードなど)は実は結構迷いました。でも、日々の暮らしの中で毎日使ううちに、選んだものでよかったなと思うように。
そして、今回のリノベを機に食洗機を導入したのですが、思った以上に快適!今まで後回しにしがちだった食器洗いも、その日のうちに片付けるようになりました。お気に入りのキッチンだからこそ、毎日きれいな状態を保ちたいなと思います。
収納量は前の家より多くなったはずですが、うつわを入れてみると思ってたより余裕がなく…笑
いつか食器棚をまた買い足す日が来るかもしれません。
好きなうつわを並べた飾り棚もお気に入りの場所。自身で手がけた「きほんのうつわ」や、コーヒーメーカーなど、使用頻度の高いものをここに並べています。飾るうつわは季節に合わせて模様替えする予定。目に見える場所だからこそ、気分が上がるとっておきのうつわを飾っていこうと思います。
今回のリノベで目指していたのは、仕事と暮らしが共存する住空間。窓際には、職人さんにつくってもらったモクの天板と、IKEAの引き出し、脚を組み合わせてワークスペースをDIYしました。
南向きのリビングの窓際なので、採光もよく気持ちよく仕事できます。椅子を動かしやすいPタイルの床もこだわりポイントです。
夫婦ふたりともリモートワーク。仕事に集中できるワークスペースに憧れていたので、今回のリノベを機に叶えられてよかったです。
我が家の物件はフローリングNG。そのため、床はカーペットとPタイルに。カーペットは素足で過ごしていても柔らかく肌触りがいいので、思っていた以上に快適でした。淡いトーンの部屋の色みともマッチして、気に入っています。
東向きの寝室も採光抜群。くすみグリーンのアクセントクロスも思った以上にいい感じでした。日当たりのおかげか、引っ越してから早起きできるようになった気がします。
もう一つの予備室は、子ども部屋にする予定。今は荷物置き場になってますが、少しずつ片付けて整えていこうと計画中。予備室のアクセントクロスはくすんだブルーに。こちらもきれいな色みでお気に入り。
丸い鏡を取り付けたホテルライクな洗面所もこだわりたかった箇所。くすんだグレーのアクセントクロスのおかげで鏡や洗面台のフォルムがより引き立つデザインに。
洗面台の横には、造作のニッチ棚をつくってもらいました。使用頻度の高いスキンケア類、ヘアケア類をここに収納して、頻度の低い掃除用品などは洗面台背面の棚に。すっきりしていて使い勝手もよく、暮らしやすいなと感じます。
ドラム式洗濯機を取り付けたウォークインクローゼットは動線もよく、収納スペースを広々と使えています。
実際に暮らしてみると思った以上に快適で、自分たちのライフスタイルにあった間取りにしてよかったなと改めて思いました。
今回、限られた予算の中で、出来る限り調整してくださった担当デザイナーさんには本当に感謝です。(正直…何度も心が折れそうになりました)
nuリノベーションさんでは、予算に合わせて細部まで丁寧にサポートしていただけたので、自分のライフスタイルに合った家づくりを実現できました。
引き渡しが終わったら、お部屋に合わせるインテリア選び。家づくりは永遠です。
次回は、インテリア選びについてご紹介します。
撮影・文:とみこ