ライフスタイルメディア「cocorone」編集長とみこさんのリノベーション日記。
新築派の夫とリノベ派の妻とみこさんのリノベは、一体どんな風に進んでいくのでしょうか。
[ vol.12 インテリア選び ]
引渡しが終わり、リノベーションもひと段落…とひと息ついたのも束の間。ここからが家づくりの本番でした。もともと自宅購入を機に、あらゆる家具や家電を買い換えようと計画していたため、怒涛のインテリア探しの日々が始まったのです。
当初リノベーション期間と並行して、足を運んだインテリアショップはこのあたり。
・SEMPRE HOME
・greeniche代官山
・HAY TOKYO
・karf
・Rust
・THE CONRAN SHOP新宿本店
白基調で淡いトーンでまとめた部屋なので、テイストに合いそうな北欧系のインテリアショップを中心にチェックしていました。
他にも、素敵な部屋に住んでる方をInstagramでフォローしたり、インテリアショップをフォローしたり、インテリア関連の雑誌や書籍を読んでイメージを膨らませていきます。また、ホテルやカフェなど素敵だなと思った空間は、写真を撮ってイメージの参考にしていたことも。
本格的にインテリアを探し始めたのは、引渡しが終わり入居した後の頃でした。
1番悩んだのが、部屋の印象を決めるダイニングテーブル。木工系の専門店、ヴィンテージ、インテリアショップなどを巡り悩みに悩んだ結果、愛知県岡崎市のインテリアショップ『FILT.』で購入しました。遠方のため実物を見ることはできませんでしたが、気になる点はメールやInstagramで細かく確認させていただき、購入することに。
私たちが選んだのは、空間にほどよい余白が生まれるラウンドテーブル。部屋の色みに合うオークの色みや、脚のきれいなラインが決め手でした。
2人暮らしのため、私たちは直径110cmでオーダー。テーブルを囲んだ時に狭すぎず遠すぎず、会話しやすい距離感で気に入っています。
テーブルを決めた後に選んだのがキャビネット。こちらは夫の希望でイギリスのヴィンテージ家具『G-PLAN( ジープラン)』のものをヤフオクで購入しました。
明るめのモクで統一された空間の中、クラシカルなミッドセンチュリーのテイストがいいアクセントに。ここには、主に文房具や書類関連を収納。
キャビネットの上には花を飾っています。家にいても、季節の移り変わりを感じられるお気に入りの場所のひとつ。
左からおおやぶみよさんのスピカVASE、TOUMEIのSmall Hill ブルーグリーン、イッタラのアアルトベース、TOUMEIのCloud ピンク、青山フラワーマーケットの花瓶です。
今まではシンプルで透明な花瓶が多かったのですが、カラーガラスが加わったことで華やかに。緑の花器にはあえて反対色の赤系の花を飾り、よりカラフルな印象に。
リビングのライトは、nuリノベーションさんのインテリアスタイリングサービス「decoる」を使用して購入しました。
イタリアで創業した照明のメーカー『FLOS』のペンダントライトです。リビングの主役になれる存在感。シンプルながらもモダンなデザインで、キッチンのモールディングの腰壁とも相性がいいなと思います。
洗面所の丸いミラーも「decoる」で購入。倉敷の竹家具メーカー『TEORI』のものです。外側が白く塗装されているため、グレーの壁紙にもよく合います。ホテルライクな洗面所もお気に入りの場所のひとつです。
暮らし始めて約3ヶ月。買い揃えた家具たちも少しずつ部屋に馴染んできました。経年変化も”味”と捉えて、私たちらしい部屋に育てていけたらと思います。
撮影・文:とみこ