こんにちは。
すっかり夏本番を迎えましたね。
夏の暑さを実感すると、オーストラリアのカラッと晴れてジリジリと照りつける太陽を思い出します。
真っ青な空と海の中に浮かぶシドニーオペラハウスは、オーストラリアを代表する建築物の一つで、世界文化遺産に登録されています。
オペラハウスのフォルムは、白い貝殻が重なったような独創的なデザインをしています。
計画時から配管ダクトなどが露出しないよう設計されており、360度どこから見てもその美しいフォルムを堪能することができます。
オペラハウスの外壁、あの美しい曲線の表面は何の素材で覆われているかご存知でしょうか?
近づいてみると…白とクリーム色の2色のタイルから構成されています!
こちらのタイルは、スウェーデン製の物で、釉薬の塗られている物と塗られていない物が使い分けられているそうです。
この色の違いがあることで、時間による見え方が変わるそうです。
オペラハウスのロケーションは、シドニーのシティ中心から徒歩圏内に位置しています。
シドニーのバロック時代の古い街を抜けた先に、突如真っ青な海と空に囲まれた建築が姿を表します。
オペラハウス内には、コンサートホールやレストランがあり、スケッチや建設時の写真が展示されているスペースがあります。工事風景の写真を見ると、建設時の苦労が伝わってきます。
そして、オペラハウスに接する位置に広大な敷地の王立公園があります。公園でくつろぎながら、ぼーっと建物の姿を眺める時間がとても癒される時間で大好きです。
夜には建物がライトアップされ、また違った雰囲気を感じられます。時間帯によってもいつも新鮮さを感じられる不思議な建築です。
旅の行程にゆとりのある方は、ぜひいろんな時間帯のオペラハウスを楽しんでみてください。
【2021.08.05】