年が明け、あっという間に2月ですね。
今年は気温もそこまで寒くないですが、
会社の景品で質の良い枕へ変わったこともあり
枕から離れられない今日この頃です。
さて、前回の北杜市のホテルに続き
隣接した施設へ訪れたときの話をしたいと思います。
建物の外観は木々に溶け込むような
低層でシンプルなRCの造り。
「中村キース・ヘリング美術館」の中へ。
ホテル同様に北川原温が設計しており
本館は2007年に竣工していますが
増築や拡張、改修が一部行われ、
2015年にリニューアルオープン。
館内に展示されている作品は
すべてキース・ヘリングという
アメリカ出身のアーティストによるもの。
私がこのアーティストの作品を知ったのは
ユニクロでの取り扱いがきっかけですが
恐らく同じく店頭で見掛けたことのある方も
多いのではないでしょうか。
美術館名にも付いている人名は
館長の名前からとったもので、
アメリカで彼の作品を気に入り
日本に多くの作品を持ち帰ったことで
世界で唯一、キース・ヘリング作品のみ
展示されている美術館が日本に誕生したようです。
館内は作品のグラフィックが
壁や床など至るところで使用され
空間全体を通しても
作品が楽しめるようなっています。
展示室の高天井の一部も
湾曲したカタチとなっており
屋根も作品のひとつのように見えます。
受付やショップに隣接した
カフェとミュージアムコートも
リニューアルの際に改修されたようで
作品に囲まれた空間となっていました。
作品をあまり知らない方でも
空間自体を楽しめる美術館になっているので
もし山梨にドライブで寄る機会があれば
ぜひ小渕沢方面へ。