白い円柱が佇む約60㎡のワンルームに暮らすannaさん。お部屋を整えるマイルールやこだわりのインテリアアイテムなど、ユニークな日常を楽しむannaさんの暮らしのアイデアをお届けします。
オープンなキッチンの収納
前回に続き、今月もわが家のキッチンについてお付き合いいただけたらと思います。
よろしくお願いします☺︎
さて、今回はキッチンの収納について。
わが家の食器棚は「無印良品」の定番家具、スチールユニットシェルフです。
前の家で使っていたものを引き続き使いたかったので、こちらがちょうど入るキッチンカウンターを
nuリノベーションさんに設計していただきました。上の写真は、“気持ち良いくらいにぴったりでうれしい”の図。
普段よく使う食器はオープン棚の方に。使用頻度の低いお皿は引き出しに収納しています。
オープンな食器棚で気になる埃問題ですが、わが家では気になった時に 「mi woollies」のダスターで
ささっと掃除をしています。こちらのダスター、こんなにもふわふわな雰囲気なのですが、
狭めな隙間にも入ってくれるので、ストレスなくお掃除ができるのです。
出しっぱなしでも素敵なデザインなところもポイント◎
引き出しの一番上には、コップ類やカトラリーを収納。こちらにも大好きな「無印良品」のポリプロピレン整理ボックスを使っています。外側から少し透けて見える引き出しなので、なるべく色味の少ないものを手前に置くように。こちらの引き出しは昔の型のもので、現在は取り扱いがないものだと思いますが、いま販売されているシェルフパーツもとてもかわいいですよね〜。
想定違いから生まれた、キッチンツール収納
コンロ前にあるバーには、当初フライパンや片手鍋など、比較的大きなものを掛けたいと思っていました。
ただ、わが家で採用したタイルは外壁用で通常のものより一枚一枚のサイズが大きく、目地部分も少ないので穴を開ける箇所が限られていました。そのため、固定ネジ用の穴を開ける場所を検討する時にフライパンなどをかけられる高さに穴を開けられない…ということに(泣)
この高さでは大きなものを掛けることが難しく、替わりにキッチンツールを掛けてみることにしました。
想定外な出来事からできた収納でしたが、今となってはとても使いやすく、掛ける収納にしてよかったなぁと思える場所となりました。
想定外から生まれた収納、パート2がこちらです(笑)。
「無印良品」のステンレスユニットシェルフワゴンには、掛けることの出来なかったフライパンやボウル、
調味料などを収納しています。
ここのスペースの使い道はとくに決めていなかったのですが、流れでこちらのワゴンをお迎えすることとなり、これがたまたまぴったりのサイズで感動…。
ワゴンの横には取っ手がついていて、S字フックで鍋敷きや蜜蝋ラップを掛けています。
キャスター付きなので掃除の時に移動ができ、とても快適です◎
最近、飾り棚を留めている金具のネジに磁石が良い感じに付くことを発見し、「北欧、暮らしの道具店」でマグネットフックを購入しました。
これまでキッチンタオルの置き場所が定まっていなかったので、しっくりくる場所が見つかり嬉しかったです。
リノベーションの設計をしている時に気づかなかったことでも、実際に暮らしてみてから発見して工夫できることもたくさんあるので、そこも含めて家づくりは楽しいものだなーと、しみじみ感じています。
オーブンレンジのための隠し収納
存在感ある家電の上位を争うであろうオーブンレンジの設置場所については、設計デザイナーさんとたくさん話した事柄のひとつだったと記憶しています。
シンプルだし、見えても嫌いじゃないデザインだけれど、やはり存在感がとてつもなく…。
もともと壁のあったこの場所に、リビングからは見えない小さなカウンター兼レンジ収納を提案いただいてこのカタチに落ち着きました。
冷蔵庫の前にあるので、スーパーから帰ってきて買ったものを仕分けするのにとても便利です。
2回にわたり、キッチンのリノベーションについて書かせていただきました。
キッチンまわりで使っているものは、引っ越し後にも継続して使うものが多い印象があるので、自分の持っているものに合わせて自由に設計依頼ができて良かったなぁと、改めて感じました。
似たような写真ばかりで、読んでいる方が飽きてしまわないだろうかと心配ではありましたが…。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
撮影・文:anna
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