こんにちは。
夏の暑さから一転して
秋雨が降ると肌寒いくらい
一気に秋の気温になりましたね。
前回のブログで軽井沢について触れましたが
魅力が詰まったホテルに宿泊したので
そちらについても紹介したいと思います。
私が今回宿泊した「ししいわハウス軽井沢」
ハルニレテラス近くの自然に囲まれたエリア、
喧騒を離れた静穏なリゾート地に位置しています。
異なる複数の建物が順々に建てられていく
ホテルプロジェクトから生まれ、
2018年に1号棟がオープンしたため
全体的に新しい宿泊施設。
各建物は「ししいわ」の頭文字から
「SSH」と名付けられ、
SSH No.01、No.02の2棟を坂 茂、
今年新たにオープンした
SSH No.03は西沢立衛が設計しています。
各棟は同じ通りの徒歩すぐの立地で
宿泊客はNo.01とNo.02両方の
施設内の共有スペースを利用できます。
SSH No.01は森の木々に沿うように
有機的に設計された木造建築で
波のようにうねる曲線形状が特徴的。
パブリックスペースのライブラリーでは
美術や建築の蔵書を自由に見ることができます。
SSH No.02は曲線形状と対比した
直線的で三角のトラス状の小屋組が特徴の建物。
2階のパブリックスペースは共有の大広間になっており
私はこの棟に宿泊しました◎
SSH No.3は黒い外観が特徴で独立した棟で構成されており
中は縁側と中庭でつながっているようです。
No.03だけは共有スペースがないため
棟に宿泊した方のみ利用できる特別な空間。
また、坂 茂の建物と言ったらお決まりとなるのが
紙や木材を駆使した家具です。
No.01とNo.02の棟でも至る所にありました。
共有スペースが多いのがNo.2の棟となり
レストランも2階の一角に組み込まれています。
ここでは地元の旬の食材を生かした
ジャパニーズ・フレンチが楽しめます。
夜はバーとして利用できる
カウンタースペースやラウンジも。
昼夜共に空間を楽しむことができます。
いよいよ客室へ。
No.02の1階には12室の客室があり、
2階の大空間とは対比した静寂でミニマルな客室の構成。
ベッドの前に浴室はかなり大胆…!
職人の手仕事による檜風呂や
森林に囲まれたテラスなど
洗練された空間で寛ぎのひと時を過ごしました。
全ての棟が周囲の環境に寄り添った木造建築のため
五感が目覚めていくような体験をすることができました。
特に天気が良く、テラス席を楽しめる時期は最高かと。
No.4となるホテルも舞台を箱根に移し、
妹島和世の設計で2025年開業予定とのことなので
また機会があれば訪れたいと思います。