みなさんこんにちは。アシスタントデザイナーのちあきです!
今回は天井の躯体現しと照明計画について少し触れてみようと思います。
リノベーションと言えば、躯体を現した天井に
キッチンから伸びるレンジフードのダクトの
イメージがある方も多いかもしれません。
新築では絶対に出せないエイジング感・ヴィンテージ感がかっこいいですよね!
(冒頭の事例は→★SIMPLE×SOZAI)
実際にnuのお客様でも天井を現しにしたい♩というご要望は多いのです。
天井の躯体現しには、天高さを確保して、開放的なお部屋にできる
リノベならではの雰囲気が出るなど・・・メリットもたくさんあります。
ですが・・・普段私たちが触れることの多い、天井が作ってあるお部屋。
あの天井の裏には、換気扇のダクトや照明器具などの配線が隠されていることを
意識することはあまりないですよね。
実際はこんな感じになっております↓
たくさんの線とダクトが見えますね!
天井を躯体現しにすると、これらを綺麗に処理しなければいけません。
どうするのかと言うと・・・
天井から壁まで縦横無尽に走っているシルバーの管、これを「亜鉛管」と呼んでいます。
この管の中に電気の配線を通してコンセントや各照明器具まで繋げて電気を通しています。
★「SIMPLE×ROUGH」
お客様の中には、
亜鉛管やダクトを隠して天井をスッキリさせたい♩
ダウンライトでかっこよくシンプルな空間にしたい!
お気に入りの照明器具が映えるお部屋にしたい♫
という方もいらっしゃるので、そういった場合には天井を造作することをおすすめしております。
★「静の表情」
セルジュ・ムーユのランプが素敵ですね*。
では、天井を躯体現しにしたとき、どんな照明計画にすることが多いかと言うと・・・
スポットライトがかっこいい「ライティングレール」や
単発の光がいい雰囲気を演出してくれる「レセップライト」を
ご提案することが多くあります。
ライティングレールには天井付け用の照明器具を噛ませられるアダプターもあるので、
スポットライトだけでなく、ペンダントライトをつけることも出来ちゃいます。
レールの範囲内でスライドさせることができるので、ちょっとした模様替えや
作業に適切な光を用意することが簡単にできるのもいいですよね♩
レールとスポットライトの色も、黒・白・シルバーとお好みで選ぶことができます^^
レセップライトは一つ一つの光源が強いため、煌びやかな印象や
電球自体にインダストリアルな雰囲気を感じられますね。
このように、天井の仕上げと照明計画には色々な選択肢があって、
思い描くお部屋の雰囲気作りに密接に関係しています。
ついつい目が行きがちなフローリングや壁の仕上げをより際立たせているのも
頭上のデザインが一役かっているのかもしれません^^
ぜひnuの事例でも注目してみてくださいね♩
ちあき