理想の2人暮らし!ライフスタイルに合ったリノベ事例
仕事帰りまで開いている、ワインが美味しいビストロがあること。それから…お花屋さんが近所にあることとか…。自分たちの好きなモノや趣味を最優先させて住む街を選べるのって2人暮らしの特権だったりしますよね。そんな好きな街での暮らしをもっと豊かにするために、家にも自分たちの“好き”を反映させてみてはどうでしょうか?今を楽しむ2人にぴったりなリノベ事例をご紹介します。
物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
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自分たちのスタイルを知れば、理想の家がイメージしやすい!?
自分たちのライフスタイルからやりたいことを掘り下げよう
例えば、「外食が多いから、キッチンはミニマムにしたい!」とか「共働きで忙しいから、2人で料理ができる広いキッチンが良い!」
とか。キッチンひとつをとっても色々な考えがありますよね。これは部屋全体の広さを決める時の基準にもなります。
趣味や普段の生活から、「〇〇だから、こういう部屋が必要で、このくらいの広さがいる」というように用途に合わせた部屋の広さや必要な部屋数を考えておくと、おおよその広さが想像しやすいかもしれません。
また、その際にお子様の誕生や両親との同居など将来家族が増えることも視野にいれて部屋全体の広さを検討しておくと、家族形態の変化にも柔軟に対応できますよね。自分たちのスタイルから理想の空間をイメージして、一番しっくりとくる空間作りを目指しましょう。
リスト化する
二人で話し合ったものをリスト化したり、イメージに近いお部屋の画像などをまとめておくと、設計の際にスムーズに設計デザイナーと打合せができます。またイメージを具現化することでよりお互いの認識を確認できるのでおすすめです。
参考にしたい!2人暮らしを満喫できるリノベーション事例
趣味やライフスタイルを上手く落とし込んだ空間など、2人暮らしだから叶えられたリノベ事例5選をご紹介します。
「愛犬ファーストな暮らし」(https://n-u.jp/gallery/365days/)
夫妻+1匹の3人家族が暮らすお宅。
ブラックのパーティションで覆われているのはダイニングキッチンで、愛犬の誤食を防ぐための工夫として設えています。
夫婦水入らず、ゆっくりと食事の時間を楽しんでいる時にも、ガラスの壁越しに愛犬の様子が目に入る設計。愛犬ファーストなリノベーション事例です。
「優先順位を上手く取り込んで」(https://n-u.jp/gallery/sugar/)
「寝室は狭くて良い」という意見が一致していたため、約3畳のコンパクトな空間に。
ガラスの引き戸のおかげで、実際の面積以上に開放感を感じることができます。
一方の洗面スペースは寝室よりゆとりのある広さ!洗面台はアイロンがけをしたり、お化粧をしたりできるユーティリティな空間です。
これなら、ご主人と朝の身支度がバッティングしてもスムーズに準備ができそうですね。
「フレキシブルなレトロハウス」(https://n-u.jp/orderreport/57-hitotsu/)
個室化された和室ではなく、掃除のしやすさや用途に応じて柔軟に動かすことのできる置き畳で和の要素を取り入れました。
今は夫婦2人暮らしですが、将来家族が増えた時に個室が作れるよう、天井の下地に予め工事がされています。
「収納術で空間を有効活用」(https://n-u.jp/orderreport/leaf_lounge/)
リビングに佇む白いハコの中身はWIC。
WICを形成する壁にシェルフやワークスペースを造作し、1つの場所に機能を集約させました。
1箇所で用事が済むため、効率の良い導線が手に入る他、空間の有効活用にもなり一石二鳥。友人を招くことが多く、リビングを広くとりたいと考えていたお2人にぴったりなアイデアです。
「本と暮らす、クリエイターの住まい」(https://n-u.jp/orderreport/西洋芸術論/)
数千冊の本を所有していたデザイナー夫婦。
本を魅せながら収納し、共存できる家をつくることがリノベのテーマだったため、リビングの壁一面に本棚を造作しました。
他にも梁を利用した棚や、ちょっとした隙間にもお気に入りの小物や雑誌が並べられていて、お2人の“好き”が散りばめられています。
このように自分たちの好きなものを第一優先にしてリノベーションできるのは、2人暮らしならではですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 2人暮らしの家づくりは、あなたとパートナーそれぞれの叶えたい要望や理想を伝え合い、理解し合うことが大切ですよね。何に重きを置くかをよく話し合い、その中で優先順位を決めておくとスムーズにリノベーションが進むかもしれません。
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