こんにちは、どぅです。
最近はめっきり寒くなり、すぐそこに冬の訪れを感じますね。
さて、皆様は今年どんな秋を過ごされましたでしょうか?
食欲・スポーツ・読書の秋、様々あると思いますが、僕からは芸術の秋をお届けいたします。
皆さんは「小池健輔」さんをご存知でしょうか?
人間の想像力や知覚をテーマに、ヴィンテージ写真を用いたコラージュ作品を制作している現代ビジュアルアーティストです。
イタリアを拠点に活動をしていて、SNSやweb上に作品を多数アップされており、最近の主な個展に「To Wolf」(A plus A Gallery:イタリア)や「Hi Jane」(IMA gallery:東京)などがあります。
(今回使用している写真は昨年3月の「Hi Jane」で撮影したもの)
日本で現物の作品を鑑賞するには不定期かつ数少ない個展に行かなければお目にかかれないのですが、現在は日本国内の個展開催予定はないようです…
小池さんの作品はビジュアル的にも目を引くものばかりなのですが、感銘を受けたのは作品の制作方法です。
既存のものを分解・理解し、再利用・再構築・再形成して新たな価値を見出してアートへと昇華する。
どこかリノベーションに通ずるものを感じました。
目の付け所・視点・発想に一貫性がなく、元の作品によって全く違った味のある作品群となっています。
画面越しではなく直接見ることで、技術の繊細さや角度による変化も楽しめます。
もしご興味のある方がいれば、逐一チェックしていただき、ぜひとも現物を見てアートを感じていただきたいです。
公式Instagram:https://www.instagram.com/kensukekoike/?hl=ja
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[2020.12.1]