こんにちは。
今回も旅の思い出をお話ししたいと思います。
さて、ご紹介するのは、
アメリカのサンフランシスコにある、Asian Art Museum of San Francisco「サンフランシスコ・アジア美術館」。
世界中の数多くの美術館と比較しても、こちらの美術館はとりわけアジアの芸術品を専門に展示しており、その作品数は18,000点以上もあるそうです。最も古い作品はおよそ6,000年前のものというのも驚きです。
アクセスはとても良い観光地です。「Japantown」や「Chinatown」から車で10分もかからない程のサンフランシスコ中心地にあります。余談ですが、近くに「Philz Coffee」というコーヒー屋さんがあります。美術館に訪れる前に、是非こちらでオリジナルコーヒーブレンドで朝食がおすすめです。
美術館の入り口に、奈良美智の彫刻作品「Your Dog」が展示されています。館内には作品がたくさんありますが、印象に残ったのは中国のインスタレーションアーティスト「Liu Jianhua」の作品「Collected Letters」です。
文字のインスタレーションは全部で1,600点があります。制作は全て手作業で、アーティスト本人と20名のチームで約5ヶ月間かけて完成したそうです。重さはなんと、約1トン!特別なスチールグリッドを使用して、天井に設置し、そこから1,600個の文字がぶら下がっています。制作開始から展示までの作業の大変さを想像すると、感動しますね…
「Collected Letters」の展示エリアの近くに「Judy and Brayton Wilbur Grand Staircase」という豪華な階段があって、周りの石壁にたくさん碑文が書いてあります。その中で印象に残ったのはこちらです。
WHATSOEVER THY
HAND FINDETH
TO DO DO IT
WITH THY MIGHT
※わかりやすく翻訳すると「物事を全力でやりなさい」。
2時間後、美術館の外に出て、目の前にSan Francisco City Hall「サンフランシスコ市役所」がありました。こちらの建物もとてもきれいで、思わず写真を撮ってしまいました。
立派ですね…
[2021.11.8]