[2020.10.26]
こんにちは。
最近カメラを持って出掛けられてないなあと過去の写真を見返していると
フォトジェニックな美術館を思い出したのでご紹介したいと思います。
滋賀県の琵琶湖沿いにあります「佐川美術館」です。
佐川美術館は日本画や陶芸、彫刻作品などを多く展示している美術館です。
建物の外観は大屋根をかけた平屋建てで、建物の周りは水盤で囲われています。
外構はアプローチと水盤だけという、シンプルかつダイナミックなつくりですが、まるで建物が水面に浮かんでいるようにも見えます。
私がこの美術館に訪れた日がキレイな青空で
尚且つ、琵琶湖からの風が通り抜けて気持ちがいい日だったので
写真から清涼な空気感が伝わればいいなと思います。
壁面はほとんどガラス張りになっていて、室内からも水盤を十分に感じられます。
カフェも内設されていますので、水面を眺めながらゆったりお茶するのがリラックスできてオススメです。
また、佐川美術館を訪れたら、必ず見ていただきたいのは地下の展示室です。
地下展示室には茶室や自然光を取り入れたインスタレーション空間が見どころです。
水盤の中に入っていくような階段を下ると一番に見えてくるのが
天窓からの光が壁を這うように入り込んでいる神秘的な空間が広がります。
この空間に一人佇むだけで様になるフォトジェニックスポットなので
訪れた際はぜひ写真を撮ってみてください。
また、地下展示室から地上へ上がる時には
横長窓からの自然光によってできた天への階段が現れます。
空間の演出が小憎い、笑
美術館内にある茶室も仕上げや造作などが洗練された究極の空間になっておりますので
空間体験として経験してみていただきたいです。
外観も室内もフォトジェニックな「佐川美術館」
是非、素敵な体験をしに訪れてみて下さい。