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喫茶店が好きで、散歩がてら読書をしによく行きます。
先日は下北沢のカフェ トロワ シャンブルという店に行ってきました。
喫茶店が好きな理由は、なんか心地よいところ、気分が落ち着くところです。
このなんかを言葉で説明するのは難しいものですが、時間がゆーくり流れる感覚と言いますか、全てを包み込むような優しい包容力と言いますか。
その心地よい空間の秘密を、いつも考えているのですが、なかなか結論がでません。
今、思うところは、「雑音」と「灯り」です。
「雑音」とは、もの音や話し声、つまり人の気配です。
1人ぼっちだと寂しいけど、1人になりたいとき、ちょっとした人の気配が心地よく感じます。
「灯り」、喫茶店に共通している点が、とても薄暗いところです。
この薄暗さって、周囲の眼差しから自分を守ってくれる透明マントのようです。
最後に喫茶店名物シナモントースト。
絶品でした。
普段生活していて関わることがない人達が、珈琲1杯を理由にひとつの場所に集るって、不思議ですがロマンチックだと思います。
[2021.3.18]