こんにちは、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
そろそろ夏のお出かけの予定を立てている方も多いのではないでしょうか。
ぜひみなさんにも一度行ってみてほしい場所は
北川村「モネの庭」マルモッタンです。
印象派の画家クロード・モネはご存知でしょうか。
光の画家とも呼ばれ、絵の具を重ねて光を描く技法で
蒼々とした草花を描く私も好きな画家です。
モネの代表作に「睡蓮」がありますが、
作品の源泉となったのはフランス北部にあるジヴェルニー。
モネはジヴェルニーに移り住み、理想の家と庭を作り出したのです。
そんなモネの愛したジヴェルニーの庭が再現された場所が高知県にあります。
ここはクロード・モネ財団の指導を仰ぎながら、
モネの精神を表現した、本家より世界で唯一「モネの庭」と名乗ることが許された庭なのです。
園内は「水の庭・ボルディゲラの庭・花の庭」に分かれており、
散策しながら少しずつ景色が変わっていくのを楽しめます。
睡蓮と葉が生い茂る太鼓橋は、モネの絵の中に入り込むような感覚でした。
赤やピンク、紫や黄、色とりどりの花が
絵の具をのせたかのように感じるのが不思議でした。
ボルディゲラの庭はモネが訪れた地中海を表現しています。
借景に高知の山や海が見え、大きなスケールで庭が造られているのがわかります。
休憩ができる小屋からは、太平洋が一望できますよ。
花の庭は、ピンク色の野花やバラがかわいらしい庭です。
小道を進みながら、時には潜りながら近くで草花を見られます。
「道楽や目の保養のためばかりでなく絵の題材として庭を作りたい」
夏には睡蓮やダリアが見頃を迎えるそうですよ。
モネに思いを馳せて、絵画を庭から体験してみるのはいかがでしょうか。