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前回に引き続き、生花について書こうと思います。
今回はモンステラと胡蝶蘭を生けました。
花屋に入店すると規格外のモンステラの葉が一際目立っており、ダイナミックな姿に惹かれて思わず手に取りました。ダイナミックなモンステラに合わせたのは、引けを取らない存在感のある胡蝶蘭です。

個性の強い二つの花材は、他に複数の花材を組み合わせるよりも、二つだけで生けた方がより素材を活かしやすく、余白を作りやすいため綺麗に生けられるのではと思いました。
今回は構成をガラリと変えた3パターンの「投げ入れ」に挑戦しました。
モンステラの大きな葉が描く面と、胡蝶蘭のラインがとても綺麗で、これらをどう活かすのかを考える時間がとても楽しかったです。
数センチの傾きや高さの違いで、全体の調和大きく変化します。

モンステラは大きく重量もあるので思い通りに留まらず、重心が見つかった瞬間の快感は、何物にも代えがたいものです。
異なる構成を試すことで、同じ花材から全く違う感情が引き出される面白さがありました。
また形を整えるだけでなく、素材自体どう活かすのかを考えることで生け花の奥深さと、試行錯誤する楽しさを再発見するひとときでした!
