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みなさんこんにちは。
そろそろ年末の長期休みがやってきますね!
年末の過ごし方は決めましたか?
私は海外に行く予定なので、今からワクワクです。
そこで今回は、「どこかへ行きたいけど具体的な場所は思いつかない…」という方に
ぜひとも長期休みに行っていただきたい、リノベーション事例のお話です。
場所は大阪。
北加賀屋という、かつて造船で栄えた海の近くの町です。
紹介したいのは、築60年以上の木造住宅を改修した「千鳥文化」という複合施設。
食堂やバー、ホール、その他テナントが入っています。
テナントの看板もかわいい…
入口の大開口が印象的な一方で、
反対から建物を見ると全く雰囲気が違うのも面白いです。
1階中央のアトリウムは、
2階分吹き抜け+半透明の屋根によって屋外空間のような雰囲気。
屋根や開口の透明感のある素材と木材の柱梁の組み合わせが素敵ですよね。
60年のうちに増改築が繰り返され、建物を構成する部材はバラバラ。
図面もないので、設計の際は一つ一つの構造部材を計測し、それに合わせて新規の計画をしたそうです。
木の柱梁の間に鉄骨の柱や梁が差し込まれていたり、
同じ木でも年代や用途の異なるものが混ざっていたり…
建物の中を見ているだけでもワクワクできる場所になっています。
年末年始は空いている施設や時間が通常時とは異なるようなので、事前の調べが必須です。
興味のある方はぜひ!