こんにちは。アドバイザーのハシノです。
先日、気に入って使わせていただいている器の展示会に行ってきました。
波佐見焼で有名な、長崎県の波佐見町をルーツにする「Tokyo Saikai」さん。
その中でも個人的に「ハサミ ポーセリン」というシリーズが、
シンプルで落ち着きのあるデザインと質感が、とても気に入っています。
今回の展示会は、そのハサミポーセリンの新作「グレー コレクション」と、
事務所と展示スペースを兼ねてリノベーションを行なった、
「Tokyo Saikai ショーケース」のお披露目とのことで行ってきました!
扉を開けると〝黒〟を基調とした重みのある展示スペースになっていて、
新作の器がディスプレイされています。
〝ショーケース〟という名前が、とてもよく似合う空間でした!
器が並ぶ展示台は、黒のボックスが少しずつ高さを変えつつずらしながら配置されています。
展示台やテーブルのような場所でありつつ、ベンチのように腰かけることもでき、
今後色んな用途のスペースとして活用できるよう計画されたそうです。
こちらが新しい「グレー コレクション」の器やマグカップたち。
グレーの優しいトーンは、どんな料理にも合いそうな、ニュートラルな印象でした。
こちらはディスプレイの雰囲気。
グレーだけでなく、上質な再生紙を元にした「リッチライト」という素材を用いた、
ダークブラウンやブラックも新しくリリースされたそうです!(写真の奥側)
リノベーションの設計は、増田信吾さん+大坪克亘さんへ依頼されたということで、
スタッフの皆さんにご協力いただき、作業スペースも含め隅々まで見せていただきました(笑)
元々は駐車場として使われていたピロティ―部分に増築されたそうで、
特徴的な天井のブルーや壁のレンガは、元の建物の外壁に使われているカラーや仕上げを、
継承したデザインだそうです。
こちらは配送作業などをおこなう、造作の作業台。
梱包用の資材や段ボールなどが、サイズごとにしまえるよう設計されていて、
機能面にもこだわりが詰まった素敵な作業台でした!
窓際に設けられた、ストック置き場。
天井まで積まれた箱たちとオレンジの脚立が映えます…
他にも、トイレや外部階段、増築部分の基礎など紹介しきれないくらい、建築としても見所満載でした。
新商品の器は一度では選びきれないくらい素敵なものばかりだったので、
しっかり検討してから購入させていただこうと思います◎