こんにちは。
季節の変わり目で体調など崩されていませんか。
さて、本日は鳥取県にあります「植田正治写真美術館」をご紹介したいと思います。
美術館の名前にもある
植田正治氏は世界でも活躍されていた写真家で
砂丘や人物を写した作品がよく知られています。
ぜひインターネットなどで作品を調べてみてください。
人物が整然と配置されており
私は初め、不思議な印象を受けましたが
見れば見るほど
計算し尽くされた構図と配置に気持ちの良さを感じました。
植田氏の功績を讃えて
1995年に出生地である鳥取県に個人美術館が開設されました。
この特徴的な建物を設計したのは建築家・高松伸氏。
ほど近くにある大山に呼応するように壁が湾曲しています。
シンプルで無駄のない外観の
四角い塊が展示室になっており
展示室同士を繋ぐ廊下がガラス張りになっています。
外観からは植田氏の作品にも似た整然さを感じました。
内観では大きなガラス窓と水盤が見所です。
水盤には大山が逆さまに映ります。
私が訪れた時はあいにく大山に雲がかかっていて
きれいな逆さ大山が見られませんでした…。
ガラスに貼られたシルクハットのシルエットを利用して
“植田正治ごっこ”ができるのも楽しみポイントとなっています。
本日は、「植田正治写真美術館」をご紹介いたしました。
交通の便はあまりいいとは言えませんが
近くに皆生温泉やキャンプ場などがありますので
行楽のついでにぜひ訪れてみてください。
ジメジメとすっきりしない季節が始まりますが
みなさまどうぞご自愛ください。
[2021.06.07]