みなさまこんにちは。
先日まで東京都美術館で開催されていた企画展示
「フィン・ユールとデンマークの椅子」へ
最終日の滑り込みで訪れました。
北欧の国デンマークはデザイン大国として
様々な名作家具が生み出されてきました。
その中でもひときわ美しい家具を作ったと言われる
フィン・ユールの作品を中心に、
さまざまな椅子に触れることができる展示です。
展示室へ足を踏み入れるとすぐに
椅子好きであれば誰でも一度は目にしたことのある
名作椅子たちが並べられていました。
有名な椅子たちが
こんなにもたくさん一度に見られる機会は大変珍しく
序盤からすでに興奮気味でした。
さらに進んだブースで
フィン・ユールの椅子に出会うことができます。
フィン・ユールの椅子は優雅な曲線と
まるで座面が浮いているかのようなデザインが特徴的です。
私が思うフィンユール家具の魅力は後ろ姿です。
お店や写真では正面から見ることの多い椅子ですが、
実際に生活を送る上では
椅子の背中を見る機会は多いのではないでしょうか。
フィンユールの椅子は後ろから見てもその美しさが衰えることがありません。
今回の展示では椅子を360°見渡すことができ、
椅子の美しさを存分に感じることができました。
今回の展示、最後のブースでは
フィンユールをはじめとした様々な椅子に
実際に座ることができました。
ブース内には数十種類の椅子が展示されており、
その全てに座ることができました。
ショップなどで実際に幾つかの椅子に座ることができても
これだけの数の名作椅子を座り比べる機会はなかなかないので
大変貴重な経験でした…
今回の展示は10月9日で終了してしまいましたが、
行かれた方も多いのではないでしょうか。
行かれていない方も、デンマークを代表するフィンユールの椅子は
街中のどこかでお目にする機会があると思います。
その時はぜひ、後ろ姿にも注目して見てみてください。