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先日滋賀県で観た展覧会です。
樂吉左衞門とは、楽焼の茶碗を作る茶碗師の15代目当主で、
茶碗を中心に、展覧会や書籍など現役で幅広く活躍をされている方です。
ORIBEとは、桃山時代の武将茶人・古田織部で、
その作品のモダンさや、個性的な造形から、千利休の静かな造形と比べられ、
評価されています。マンガにもなりましたね◎
会場は、樂吉左衞門館、
地下に埋設された展示室と、地上の池に、床をほぼフラットに設えた茶室が魅力的です。
実家に所縁があり、和の設えや茶・花道が身近で好きなこともあり、好い時間でした。
最近、リノベーションでも、和室は撤去で、和の設えは排除で!!
という声をよく聞きますが、それを超えて魅力を与えられるほどの、デザイン力や空間感を身に付けたいものです。
TAMURA