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こんにちは。
最近少しずつ暖かくなり、春が訪れる予感がしますよね。
個人的に寒い季節ほど夏が恋しくなります。
昨年の夏に行った、
「石の美術館」のことを思い出したので紹介させて下さい。
石の美術館は栃木県那須にあります。
元々米蔵だった石蔵を、
建築家隈研吾さんが設計し、美術館として復活させた建物です。
敷地内を入って1番最初に目に入るのが水と石です。
水面に建物と緑と空が反射して見えるのが印象的です。
小さな蔵と蔵をアプローチで結び、
室内と外を行き来するような空間構成になっています。
少し進んでいくと、
石と水と空に囲まれた広場があります。
石と隙間が規則的にあり、独特な外観を作り出しています。
小さな蔵の中は茶室やギャラリーになっています。
私が特に気にいった空間が「石と水のギャラリー」です。
積まれていた石の隙間の正体は、
光を室内に取り込むためのものでした。
石の固い表層から柔らかな光が差し込んできて、
絶妙な空間となっていました、、、!!
こちらの美術館、
どうやら少ないコストの中で建築されたもののようですが、
その中でもできる限り、最大限のデザインが凝縮されているように感じました。
小さな美術館ですが、とても満足することができました。
皆さんも那須を訪れた際は是非足を運んでみてください!
[2022.03.04]