こんにちは。
すっかり寒くなってきましたね。
朝、布団から出るのが日に日に辛くなってきています…。
さて本日は、「福井県立図書館」をご紹介したいと思います。
「福井県立図書館」は福井県福井市の長閑な田園風景の中に建っています。
建物の設計は建築家の槇文彦氏。
まちの喧騒から離れた場所にあるので
ゆったりした時間を過ごしたい方にはぴったりの図書館です。
主要駅である福井駅からは少し離れていますが、
駅前から無料のシャトルバスが出ているようです。
図書館内部は全体がひとつながりの大空間になっていて、
開放感があります。
特徴的な十字の柱の上部には天窓が設けられており、
より開放感を演出しています。
明るく神秘的な印象を受けます。
テラコッタの外観の“茶色い箱”は閉架書庫になっています。
建物内部も外壁と同じ素材が続けて使われているため、
内外が一体的に感じられます。
この図書館は外構計画にも力を入れているそうです。
敷地が隆起していたり、木が植えられているため
外界の景色が見えないようになっています。
庭園を散策することもできます。
また、建物は水盤に囲まれており、開架閲覧室の外壁はガラス張りになっています。
ブラウジングコーナーや自習コーナーは窓際に設置されているため、
自然を感じながら作業に没頭できます。
都心からはなかなか遠いので、訪れる機会は少ないかもしれませんが、
都会の喧騒に疲れたらぜひ一度訪れてみてください。
これからどんどん寒くなってきますので
皆様、どうぞお体にはお気をつけください。
[2021.11.23]