こんにちは。
このブログが更新される日は、
年明けの2022年!!
原稿を書いている現在は、師走の真っ只中。
「今年も早いもので~」と、
年末の挨拶が聞こえてくる季節柄ですが、
皆様は年末、年始どのようにお過ごしでしょうか。
今回は、AXISギャラリーで行われていた「nuno nuno」展のご紹介です。
AXISギャラリーは、デザイン関係者に有名なAXISビルの中にあるギャラリーで、
AXISビル自体がデザインの発信拠点として長く活動されていて、
歴史ある建物でもありますので、
ギャラリー以外も見どころ満載の場所です。
本題の「nuno nuno」展ですが、
いわゆるテキスタイルデザイナーの作品集の刊行に伴う、
テキスタイルデザインを紹介する展示となっています。
しかしながら、
他の展覧会と異なる特徴として、
写真家、デザイナーとのコラボレーションによって生まれたインスタレーション展示が
テキスタイルデザインに新鮮な空気を与えているところでしょうか。
ちなみに私が印象深く思った点は、
写真家とのコラボとして、その美しいテキスタイルを写真におさめて展示しているところです。
テキスタイルという繊細なテクスチャが織りなす世界を、
写真を介して伝えているところ、
その圧倒的な解像度が見せる世界にすぐに魅せられました。
優雅なドレイプだけでも素敵なのですが、
テキスタイル自体が生き物のように存在していると感じさせる、
そのような写真自体に驚きを隠しきれません。
テキスタイルってこんなに有機的で生命感に溢れているものだったのかな~!?と、
疑いたくなるような感覚を通して、
作品展示を順々に進んでいきます。
軽やかにそして上品に織りなすテキスタイル。
テキスタイルデザインに魅了された展覧会でした。
それでは。
[2022.1.10]