先々週、仕事帰りに六本木新美術館で開催されていた「至上の印象派展」へ行ってきました。
今回の展示会は、スイス人の絵画コレクターが個人で集めた印象派や後期印象派の作品展で、
モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホなど、
19世紀フランスで活躍した巨匠たちが描いた作品ばかりで
しかも!…約半数が日本初公開のものでずっと楽しみにしていました。
仕事終わりに行ったので予想よりも混んでなくスムーズに回れました。
ただ展示会のポスターになっている、ルノワールの代表作「可愛いイレーヌ」の前にはすごい人だかりでした。
このモデルの女の子は裕福な銀行家の娘で知人の紹介でルノワールに肖像画を注文したものの、
出来上がりに満足しなかったそうです。こんなに美しいのに…。
当時はもっと古典的な肖像画が好まれていたとか。
最後の展示室では、クロード・モネの晩年の作品《睡蓮の池、緑の反映》が。
高さ2メートル、幅4メートルほどもある大作で、スイス以外で公開されるのははじめてだそうです。
しかも撮影もOKだったのでこちらも人混みができてました。
やっと撮れた写真がこちらです↓
こういう時、長身の人が羨ましいです。笑
失明の恐怖と戦いながら描いたとは思えない、優しいタッチがモネらしく
モネの作品の中で一番好きです。
もっと近くで見たかったのですが…断念。
ピカソやマティスまで個人で持っているなんて羨ましい限りの展示会でした。
RUMI