[2020.9.25]
こんにちは。
最近はすっかり涼しくなりましたね。
来週からはもう10月だなんて時間が経つのは早いな、としみじみします。
さて、本日はある美術館を紹介します。
イタリア国立21世紀美術館、通称MAXXI(マキシ)です。
この美術館の建物を設計したのは日本の新国立競技場でも有名になったザハ・ハディドです。
「アンビルトの女王」と呼ばれた彼女の大胆なデザインが形になった建物ですが
実は、この美術館は建設途中で予算が尽き、半分くらいしか完成していません。
2010年に当初の予定よりもかなり規模が縮小されて竣工しました。
外観は数本の四角いチューブが折り重なったような形。
内観で見える階段や廊下などの動線もその形に合わせてうねうねとしています。
一見複雑そうに見えますが、歩いてみると意外と単純。
(一本道なので迷わない。)
展示室も壁が湾曲していたり、傾いていたり、施行した人達の苦悩を感じました、笑
造作物やインテリアも建物に合わせて有機的な曲線を使ってデザインされています。
この曲線が身体にフィットしていたり、いなかったり…
館内のサイン計画も工夫がされていて、見つけるたびに楽しくなります。
写真をお見せすることができないのですが、
もちろん、展示作品も面白いものばかりですので
芸術鑑賞としても満足できると思います!
MAXXIいかがだったでしょうか?
私は、このブログを書きながらMAXXIに行った時の写真を見返していて
美術館に行きたい衝動に駆られました。
次の休みはどこに行こうか迷います。