[2019.11.28]
こんにちは、以前とても気になる記事を発見しました。
「人は30歳を過ぎると新しい音楽を聴かなくなる!?」
これはフランスのストリーミングサービスがイギリス人1000人を対象に行ったもので、「音楽的無気力」と呼ばれる現象だそうです。
ちょっと恐縮ですが、せっかくなので僕がよく聞くアルバムを3つ紹介したいと思います。
テーマは深夜に聞きたい曲です。
1.Pink Moon (1972) Nick Drake
ちょっとシュルレアリスムっぽいアルバムジャケットが印象的なPink Moonは、アコースティックギターとヴォーカル、ピアノのみで構成された死ぬほど美しいアルバムです。
アーティストのNick Drakeが、極限の精神状態で命を削って制作した本作は、
アルバム全体に漂うアンニュイな雰囲気の中に垣間見れる緊張感が凄まじいです。
2.Closing Time(1973) Tom Waits
Tom Waitsは、歌い方の癖がすごいアーティストですが、ファーストアルバムのClosing Timeは、癖がある程度抑えられててとっつきやすいです。
ピアノ、ヴォーカル、ベース、トランペットで演奏されていて、ジャズっぽい雰囲気なので深夜にピッタリです。
3.Yesterday’s Gone(2017) Loyle Carner
Loyle Carnerは、最近お気に入りのアーティストです。
彼の音楽はヒップホップの中にジャズの要素がセンスよく取り入れられているのが特徴です。
ヒップホップと聞くと、ちょっとワイルドな印象がありますが、
彼自身がADHDや難読症で苦しんだ過去を、音楽で発信することで、同じ境遇の人に希望を与えたいという思いがアルバムに込められております。
最後に、タイトル画像の楽曲はビートルズのメンバーが前身バンドで作ったオリジナル作品です。
気になった方は、是非聞いてみてください♪
シンイチ