皆さん、こんにちは!
先日、有名な現代アーティストの「ゲルハルト・リヒター展」に行ってきました。
建築学生時代の課題で、現代アートを展示する美術館の設計課題があり、
その時調べていたアーティストの1人に、
ゲルハルト・リヒターがいたのを思い出して、
この機会に是非見に行こう!、と足を運んでみました。
会場に入ると、
「アブストラクト・ペインティング」と「8枚のガラス」が迎えてくれます。
ここで、皆さんに質問です!
こちらの「アブストラクト・ペインティング」は、何に見えますか?
答えは何か分かりません!笑
私は「森の木々」だと思います。
こんな風に勝手に作品にタイトルをつけながら、作品を見ていました。笑
あと、1番楽しみにしていたと言っても過言ではない、
「ビルゲナウ」を見てきました。
この作品はアウシュビッツの収容所で隠し撮りされた写真をキャンバスに描き、
その上をヘラで絵の具を塗ったり削られ、完成した作品です。
圧倒的迫力。
1枚1枚が大きくて、写真では迫力を伝えきれません、、、
別のブースに行くと、先ほどまでの作品とは打って変わって、
写真のような鮮やかな作品が展示されていました。
近くで見なければ、写真と間違えるような絵です。
ただ、よく見ると、ヘラや筆が行き来したような線があり、
先ほどの「アブストラクト・ペインティング」と似たような技法で描かれているように見えます。
あまりの美しさに、目が離せませんでした。
個人的に「トルソ」という、作品がすごく好きでした。
通常の写真とは違い、ピントがボケているようにも見えますが、
女性らしい体のラインや肌の透明感など、忠実に再現されているのにとても感動しました。
素敵な作品が多く、紹介していたらキリがないので、
今回はここまでとさせていただきます!
気になった方は是非行ってみて下さい!
10/2まで国立近代美術館で展示されています!
[2022.07.14]