こんにちは
先日、パナソニック汐留美術館で開催中の
ポール・ケアホルム展へ行ってきました。
北欧の名匠、ポール・ケアホルムは
作品に装飾をせず、素材本来のよさを追求するデザイナーとして知られています。
日本での美術館展示は初とのことで、
建築家の田根剛氏が会場構成を担当しています。
展示室は奥まで進んで往復するというユニークな仕掛け。
写真でのご紹介ができないため、ぜひ現地でご覧ください。
今回は、写真撮影が可能な最奥の展示室について少しご紹介させてください。
全面が緑色で構成された部屋の中に
ダイニングセットや家具のスケッチ、写真が展示されています。
和の空間にもマッチするケアホルムの家具。
突然ですが皆さん、
この扇形のプレートたち、
何に使われるものかわかりますか?
5枚のプレートを組み合わせることで、
円形テーブル「PK54」の天板を拡張することができます。
現在も生産中の製品(かなり高額ですが…)で、
下記のサイトのようなイメージで使用します。
サイト:SEMPLEオンラインショップ
さらに奥の展示室では、実際のチェアに座ることができます。
ケアホルムの椅子は、
ステンレス材がよく使われていますが、
見た目の硬質感とは裏腹に、
座った時、しなやかに沈み込む心地よさを体感できます。
展示会は9月16日まで開催されています。
ケアホルムの家具が気になる方はぜひチェックしてみてください。
また、ケアホルムの家具はフリッツ・ハンセンで販売されています。
青山にあるショールームもおすすめなので是非覗いてみてください。
それでは。