本日は、解体工事～木工事までをご紹介いたします！
今回のnuLIVEは、戸建リノベーションの現場。
マンションリノベーションでは見ることができない戸建ならではの部分にフォーカスしてご紹介していきたいと思います！
ちなみに、建物の構造はS造（鉄骨造）。
木造戸建てと異なる魅力がありますので、その辺りについても後ほど詳しく解説していきますね◎
まずは、今回の物件の概要から。
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◎CONCEPT
シロ＋
素材×kitchen
ナラ×モールテックスのコントラストが美しい、開放的なエントランス。
アールの意匠やガラスブロックが、訪れる人を心地よい高揚感で包み込みます。
各フロアをつなぐ鉄骨階段は白とグレーで清楚に纏め、
ビールストーン、ステンレス、ガラスなど、こだわりの素材を引き立たせる設えに。
表情豊かなデザインを白がやさしく包み込む、戸建リノベ空間の完成です。
◎PLAN
◎IMAGE PERSPECTIVE
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3階建ての物件ですが、今回メインでリノベーションさせていただくのは1F・2Fフロアとなります。
それでは早速、解体工事の様子をみていきましょう！
1F部分の既存の壁などを取り払っていくと、鉄骨階段が姿を現しました。
既存の状態は、鉄骨の側桁(側面の赤褐色の部分)に木製の段板が組み合わされた造り。
この鉄骨階段がリノベーションで新たな姿に変貌を遂げます…！
今回の現場の見どころの一つでもありますので、乞うご期待です。
そして1Fの床下には、なんと大人が屈んで歩き回れる程のスペースが！！
配管ルートを確認したり、既存配管に問題がないかなどを確認したりするためにとても重要なスペースです。
しっかりした地中梁が施工されており、築20年を感じない綺麗さですね◎
さて、鉄骨階段を上り2F部分へ。
既存の間仕切り壁やキッチンなどが解体され、かなり開放的になっていますね。
実はここが、木造戸建てとS造戸建の大きな違い。
木造の場合は、下の参考画像のように構造柱や筋交と呼ばれる斜めの木軸など、もっとたくさんの柱が室内に出てきます。
ですが、今回の物件のようにS造の場合は頑丈な鉄骨で建物が構成されているため、木造と比べて室内に残さなくてはいけない柱の数は少なく済むため、間取りの自由度がグッと上がります！
ロングスパンのメインフロアがリノベーションでどう変化していくのか…。
皆さんと同じく私もワクワクしています！（＾＾）
さて、解体と配管・配線の調整が整ったら、いよいよ新たな間仕切り壁の位置確認→墨出し→軽量下地を施工していきます。
みっちり軽量下地が立っているこの箇所は、アールの壁になります！
通常の平らな壁が立つ部分と比較してもわかるように、アール壁を立てる際には下地をたくさん使い、滑らかな曲面に仕上がるように施工していきます。
1階部分の軽量下地も組み終わり、空間のイメージが出来上がってきました！
軽量下地が無い部分は建具枠がついたり、ガラスブロックをはめ込んだりする計画です。
さて、軽量下地の次は石膏ボード貼りがスタートです！
頑丈な下地が必要な部分（棚やアクセサリー類を取り付ける箇所）には、このタイミングでベニヤ板を設置していきます。
上の写真はキッチンになる予定の空間なのですが、壁の上半分はベニヤ、下半分は石膏ボードになっているのがわかりますね！
今回の現場は、キッチン・バックカウンター共にオリジナルで造作予定です。
アールの意匠、モールテックスやステンレス、タイルなどこだわりの素材を使って職人さんと造り上げていきますので、こちらも乞うご期待！！
壁の位置を確認しながら歩き回っていると…おや？
キッチンとその前の小さな空間を繋ぐ壁に、明らかに人が通るには小さい開口が…。
この開口が何の用途として使われるのか、皆さんも予想しながら続編をお待ちいただければと思います（＾＾）
洗面所にはニッチ収納を造作中。
タイルで仕上げる予定なので、割付なども事前に検証し一番美しい納まりになるよう調整しています。
トイレのアール壁には、曲げベニヤを施工。
アーチ状に立てられた軽量下地の一本一本に曲げベニヤをビス留めし、綺麗な局面になるように施工していきます。
1F部分も石膏ボード貼りが進み、空間の全貌が見えてきました！
木工事も丁度折り返し地点！
この後はボードの継ぎ目にパテを塗るなどの下地処理を丁寧に行い、続くクロス工事・塗装工事にバトンが繋がっていきます。
前編をお読みいただいてわかるように、今回は工事範囲も広く、見どころも盛りだくさん。
そのため、普段は前・後編でお届けしているnuLIVEを、前・中・後編の3本仕立てでお届けいたします！
ということで、中編はGW明けごろに公開予定となりますので、ぜひお楽しみに◎
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関連記事はこちら
□中編(仕上げ工事)
□後編(住設工事)
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