数年前、nuリノベーションでご自宅をリノベーションしたmaruさん。
リノベをきっかけに変化したライフスタイルや、丁寧な暮らしをつむぐmaruさんの等身大の日常をお届けします。
自然の中で思うこと
こんにちは。
少しずつ少しずつ陽が伸びてきてくれて嬉しい今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は私の趣味のひとつでもあるキャンプ場よりこの記事を書かせていただいております。
SNSでも度々発信させていただいておりますアウトドア活動は私の趣味のひとつで、その中でも冬のキャンプは寒さ対策さえ怠らなければ、焚き火の温もりといい澄んだ星空といい、とても良いひとときを楽しむことができます。
子どもが小さい頃は家族でよく楽しんだものですが、子どもが巣立ち、時間に少しずつ余裕ができてきたことで、1人の時間をゆっくりと楽しむことができるソロキャンプ(ひとりキャンプ)熱が再燃しました。
主人や息子夫婦とのキャンプももちろん楽しい時間ですが、主人は主人でひとりのキャンプを楽しんだりとそれぞれの時間を満喫しています。
そんな主人とは知り合ってからなんと30年以上もの月日が流れていてびっくりしています。
いつの間にそんなに過ぎてしまったのだろうと思いますが、ケンカをしたり、泣いたり笑ったり、子育てに夢中で毎日があっという間であったりと、そのくらいは経っていてもおかしくはないのだなぁとしみじみと感じています。
結婚当初から付かず離れずの同志のような存在で、自分の時間が大切だから相手の時間も大切にするというような、それぞれの時間を尊重するという暗黙のルールのようなものが存在しているような気がします。
そんな”大切なモノ”や”大切なコト”への価値観が似ていたから、ケンカをしながらもこうして長い時間を一緒に過ごすことができているのかもしれません。
そんなことを思いながら朝のお散歩をして、写真を何枚か撮ったのでお裾分けです。
私はここのキャンプ場をよく訪れるのですが、その理由として自然の美しさはもちろんのこと、広々と使えることや設備が整っていること、スタッフさんが24時間対応してくれるというようなこともあげられます。エマージェンシーコールをしたことはありませんが、ひとりで来ることが多いので、セキュリティー面は大切にキャンプ地を選んでいます。
キャンプのスタイルもお家のインテリアと同様に千差万別で人それぞれですが、私は仕事柄といいますか、もともとインテリアが好きなのでテント生活にも住空間としての快適さを求めてしまいます。
なのでテントは大きめですし細々とした物にもこだわりたくなります。
それだけに設営や撤収はひとりでは大変なのですが、その大変さよりも心地よさ、快適さの方が勝るので、私の場合は少し手のこんだスタイルになっています。
主人はというと質実剛健さ、合理性を求めているのでスタイルは全く異なります。
“みんな違ってみんないい”で、お互いのスタイルをプレゼンしたりしながら楽しんでいます。これも尊重といえば尊重ですね。
もうひとつキャンプの良さを挙げさせていただくと、不便さや手狭さ、寒さといった環境の中に身を置き、あれこれと工夫を凝らしながら過ごして我が家に帰ると、雨風を凌げるお家があることや、レバーひとつで温かいお湯が出てくれること、暖かなお布団でゆっくりと眠ることができる幸せや有り難さを感じることができることです。
日常では当たり前なことへの感謝を再認識できる、そんな大切な時間でもあります。
重たいテントは年々厳しくなってくると思いますが、これからもできる限り自分の時間、自分のスキを求めて楽しんでいきたいと思っています。
今回も読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
今日の一枚は、このキャンプ地の絶景ポイントをお届けさせていただきたいと思います。夏にはここからカヌーのライン下りも見られるのですよ。
撮影・文:maru
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