モデルの斉藤アリスさんとお届けする、ご自宅のリノベーション日記。
物件探しから、工事中の現場のレポートまで。アリスさんと一緒に、はじめてのリノベーションを楽しく進めていきましょう!
[ Vol.6 間取り決定 ]
前回は、3案プランの提案を受けたアリスさんより
「A案をベースにしながらも、もう少しワンルームのような開放感を出したい」とご意見をいただいたところまでお伝えしました。
その後、週に1度のペースで毎回約2時間、みっちりデザインやプランの打ち合わせがスタートします。
さあ、アリスさんのお宅はどんな間取りに落ち着いたのでしょうか!?
ベースになったA案のプランは、こちら。
そこからマイナーチェンジがいくつかありました。
まず、収納について。
「現状の間取りだと、収納はウォークインクローゼット1つのみ。
すぐに使いたい書類や、仕事で使うもの、日々の雑貨などを置いておける棚がダイニングスペースにあると、
日々の動線を考えた時に便利だと思ったので、デザイナーの鷲山さんに提案しました。」
ただ、棚を置くとなるとそれだけ新たにスペースが必要になります。
そのため、もともと計画していたウォークインクローゼットを、奥行き約40センチ分削りました。
「ウォークインクローゼットを削った間取り図を見た時に、
服や靴、バッグなどが多い私にとって収納が足りるかな、と少し不安になりました。
寝室横に計画していた本の収納スペースは、その他の場所で補えるのではと思ったので思い切って
そこを第2のウォークインクローゼットにしてもらうことにしたんです。」
そうして出来上がった新たなプランがこちら。
「すべての部屋に光が行き届くようにしたいと考えていたのでワンルームのように開放的にしたかったんです。
だからこそ角部屋でL字に採光が確保できるこの部屋はベストでした。
とはいえ、服やバッグなどは日焼けが気になるのできちんと壁で覆って収納したいから、
ウォークインを2つ作って、目的ごとに収納を分けて使おうということになりました。」
そのほか、希望の1つにあったフェンスについて、天井までの高さにするか
天井とフェンスの間に少し余白を持たせた方が抜け感が出て良いのでは?など時間をかけて検討しました。
みなさんは、左右どちらのバランスが好みですか?
フェンスの種類についても悩んでいたアリスさん。
余談ですが、お父さまに相談したところ「こんなのはどう?」と送られてきたのがこちらだそう。
「もう、話にならなくて笑ってしまいました!(笑)」と、この時も大爆笑。
プランが決まったアリスさん。実は、プランと並行して設備関係の打ち合わせも同時並行していたんです。
次回は設備関係のショールーム見学のお話と、設備の選び方についてお話します!
(次回更新は5/25予定です。お楽しみに!)
取材・文:山下あい / 撮影:上田瑠美
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