こんにちは。アドバイザーのハシノです。
年齢を重ねると、自分の中で変わらないものと、少しずつ変わってきたものが、
なんとなく自覚できるようになってきた気がしています。
少し前に、同じ書き出しとテーマで、漫画編を書かせていただきました。
今回は2回目になりますが〝眼鏡編〟を書かせていただこうと思います。
眼鏡にこだわり始めた20代と30代で、何か眼鏡の好みが変わったという訳ではなく、
写真を見てもらえるとわかる通り、そんなにサイズ感も形も正直違わないんです…(笑)
ただ、ずっと眼鏡をつけている方にはなんとなく共感いただける気がしているのですが、
年齢とともに、それまでずっとつけてきた眼鏡に少しずつ違和感がでてきて、
自分の中でしっくりくる眼鏡が変わり始める感覚があるんです。
シンプルに、年齢に合わせて顔の印象や髪型、服装、表情などが変わるからなのでしょうが、
数年後にかけてみると「本当にこの眼鏡してたの?」と自分で思うくらい、
過去していた眼鏡ってしっくりこないんですよね…。不思議です。
24歳の時に買った最初の1本は、写真は残っていないのですが、
「MOSCOT」のブローフレーム(レンズの上半分にフレームあり)の眼鏡でした。
この時お世話になった大宮の「ポンメガネ」さんで、
どんな眼鏡が良いかを相談する中で、
自分には小さめのフレームが似合うのだと感じ、それ以来、サイズ感は共通しています。
その後購入した今手持ちの3本は、実はすべて20代半ば~後半に購入した眼鏡です。
MOSCOTの眼鏡が、不注意でフレームを割ってしまってから、
20代後半までを支えてくれたのが、「Preciosa」の眼鏡でした。
シンプルな黒縁ではあるのですが、
小ぶりかつ細身なフレームが特に気に入っていました。
めちゃくちゃ気に入っていたものの、
20代の終わりくらいから、気付けば「ECLEC」の眼鏡をすることが多くなりました。
購入したタイミング的には、Preciosaの眼鏡よりも早くて、確か25,26歳くらいだったのですが、
逆にその当時は、買ったはいいものの、いざ普段してみるとしっくりこなかったことをよく覚えています。
特にブリッジや智(ヨロイ)と呼ばれる部分の、細かなディテールが未だに気に入っています。
ようやくこの眼鏡がしっくりくる年齢になってから、もう5年くらい愛用していて、
30代を過ごす中で、最も大切な眼鏡であり続けてくれています。
(そのお陰でレンズもフレームもかなり傷んでしまい、近々メンテナンスを検討中です。)
27,28歳くらいで購入した、4本目の眼鏡は「金子眼鏡」のメタルフレームタイプ。
メタルフレームらしいとても繊細なラインと、
フレームの一部を黒に切り替えているデザインが気に入って購入しました。
この眼鏡は34歳になったいまでも、普段使いをしたことはありません。
ただただ、たまに鏡の前でかけてみては、しっくりくる自分になっていないことを確かめるくらいです。
いつか、その時が来ることを楽しみに、歳を重ねていこうと思っています。