更新日
[2019.10.10]
こんにちは。設計アシスタントのシンイチです。
もうすっかり秋の季節ですね。
秋と言えば読書の季節ということで、
現代のミニマムなデザインにも通じる興味深い本を紹介します。
「装飾と犯罪」タイトルがセンセーショナル!!
著者はモダニズム建築の先駆者でもあるアドルフ•ロースという建築家です。
本の内容は、近代のライフスタイルについて問いかけるものです。
題名の通り、装飾を批判し、素材やモノの形を活かした近代のデザインの在り方を主張しています。(建築家の本ですが、建築の話はゼロ!)
そのような、ロースの主張を上手く体現したデザインが、タイトル画像の建築バルセロナパビリオン。
この建築は「less is more」の言葉で有名な建築家の作品です。
装飾を排して、屋根、床、柱、壁といった建築要素の関係性だけで魅せる。美しいミニマムなデザインです。
このような、美しいデザインの本質について書かれた素晴らしい本なので、是非読んでみてください。
シンイチ