本日は仕上げ工事~竣工までをご紹介します。
□前編はこちら
□中編はこちら
――――――――――――――――――――
10月末からお届けしてきましたこちらの物件も、いよいよ竣工間近です◎
前回は造作箇所のつくり込みの様子をお届けしましたので、今回は仕上がりの様子をご紹介させていただきますね。
まずはダイニング、キッチンから。
白を貴重とした空間に、造作キッチン+ダイニングカウンターが映えます◎
色味や質感を大切にされていたお客様のこだわりが伺えます。
特にこだわりが詰まったビールストーンの天板。
過程を見守り続けてきたので、美しく仕上がっており感動もひとしお。
様々な角度からお届けさせてください!(笑)

白ベースの左官材に、カラフルなストーンが散りばめられています。
何度もお打合せを重ねて、ストーンの大きさや色、散りばめる割合を、サンプルでとことん検証した天板です。
中には海外から取り寄せたストーンも。これぞオーダーメイドです。
ラウンド型のアイランドカウンターは暮らしをやさしく受け止めてくれそう。
実は、廊下に設けた洗面台の天板も同じ仕様のビールストーン。
お部屋全体の統一感もバッチリです◎
さて、続いてはリビングへ。
床はダイニングキッチンとひと続きに塩ビタイルで仕上げ。
天井・壁は白塗装でシンプルに仕上げるなか、突板貼りの天井と広々とした小上がりスペースのアクセントが効いていますね。
たっぷりと広さを確保した小上がりは、白い磁器質タイル仕上げに。
光に照らされてツヤっと輝く様子は、なんとも言えない上質な雰囲気を感じますね。
タイル仕上げの最後の工程である、目地入れの様子をちらり。
すき間なく、丁寧に目地を入れ込んでいきます。
一度乾燥させ、余分な目地を拭き取って完成です。
グレーやカラー目地で線をくっきり出すのもタイルらしくて素敵ですが、今回のようにタイルと同色の目地にすることで主張を抑えたデザインもいいですね◎
実はこの小上がりは、真物タイル(※切り落としたりせず、製品そのままのサイズのこと)で施工できるように、あらかじめ計算して下地を組んでいます。
とても細かなことですが、こう言った設計デザイナーや職人の細やかな気づきが、完成時の仕上がりを大きく左右します。
前編でお届けしていた廊下のR壁も、職人技で美しく完成していました!
白塗装で仕上げたことでなめらかな質感が引き立ち、なんだかより丸みが強調されて感じます。
色で遊び心を表現したお客様のこだわりを、たっぷり丁寧に造り上げた空間。
お引き渡し前の検査にお越しいただいた際も、大きな窓に設えるカーテンをわくわくしながら検討されていた姿が印象的でした(^^)
これからこの空間でどのような暮らしが紡がれていくのか…。
ご入居後の様子も楽しみです◎
今回もお読みいただき、ありがとうございました!
――――――――――――――――――――
□前編はこちら
□中編はこちら
――――――――――――――――――――
