スタッフの偏愛をレコメンド形式でお届けする本企画。
第19回目となる今回は、家族で囲む賑やかな時間にも、日々のふとした瞬間にもそっと寄り添ってくれる、お気に入りの大皿をご紹介します。
◾️上品で可憐な大皿
我が家では、週末になると何かと理由をつけてパーティを開くのが日課。
必然的に大皿料理になることが多いので、そんな時に活躍してくれる器を探していました。
そんな中で出会ったのが、「白」をテーマに制作をする作陶家・河合竜彦さんの器です。

「佇む」という言葉がしっくりくる、静かな存在感。
それくらい重厚な雰囲気があることが、河合さんの器の魅力です。
ぽてっとした、吸い込まれそうな白色。
そのまじりっけのなさが、どんな食材の色も鮮やかに引き立ててくれます。

今回お迎えしたオーバル皿は、少し深さがあることも決め手。
縁があるおかげで、高さのある盛り付けも崩れにくいのが嬉しいです。

縁のレリーフデザインは、可愛いというよりも上品で可憐な印象。
合わせる器やテーブルウェアを問わないシンプルさで、普段使いから特別な日まで、シーンを問わず活躍してくれています。
そして、この器は少し重みがあるので、洗う時にうっかり落とさないよう、自然と器に対して意識が向かいます。
その中で気づいたのが、私は空になった器を洗う時間にも、意外と幸せを感じているということ。
食事中に家族とした会話を思い出したり、
お腹いっぱいになった息子がカウンターの向こうから私の作業をニコニコ眺めていたり。
そんな顔を見ていると、「次は何を作ろうかな。喜んでくれるかな」と、自然と口角が上がっていることに気がつきます。
大きな深皿となると、ついたくさんの料理を盛ってしまいますが、
余白を意識してスイーツを載せたら、3時のおやつもちょっと特別に演出してくれました。

写真は、息子といっしょに焼いたスコーン。
最近はお手伝いが上手になってきたので、この器にいろいろな思い出を盛り付けていきたいです。