暮らしに合うダイニングテーブルの選び方|サイズ・高さ・レイアウトを実例で紹介
家具は暮らしのシーンをつくるものだからこそ、その空間でどんな時間を過ごしたいかを軸に選ぶことが大切です。
その中でも、ダイニングテーブルはライフスタイルや家族構成によって使い方が異なる家具のひとつ。
「何人掛けが必要か」「何cmのテーブルがいいか」から考えるのではなく、ダイニングでどんな時間を過ごしたいかをイメージし、テーブルのサイズや機能、レイアウトを考える必要があります。
今回は、具体的なアイテムをご紹介しながら、そのダイニングテーブルをどんな視点で選んだのかをご紹介していきます。
INDEX
家具は、シーンをつくる
家具は暮らしに常に寄り添うものです。
目に見えるデザイン、お部屋の広さにフィットするサイズ感、手に触れた時の感覚や使い心地。
その要素は、多岐にわたります。
家具が人の行為を生み、その積み重ねが暮らしのシーンになっていきます。

家具は頻繁に買い替えるものではありません。
だからこそ、サイズやメンテナンスのしやすさといったスペック面だけでなく、“その家具とどんなシーンを紡ぎたいか”という視点も、家具選びでは欠かせません。
ダイニングテーブル選びで大切な「W・H・F」
では、ダイニングテーブルの場合はどうでしょうか。
家族が自然と集まる。
食事のあとも、そのまま話し続ける。
ときには仕事場になり、来客時には大きな食卓になる。

ライフスタイルや家族構成によって使われるシーンが異なる場所だからこそ、ダイニングテーブルを選ぶ際には、テーブルそのものの条件だけでなく、そこでの過ごし方まで考えることが大切です。
そこで注目したいのが「W・H・F」。
W=Wideth(大きさ)、H=Height(高さ)、F=Flexibiliy(可変性)。この3つを手がかりにすると、自分たちの暮らしに合うダイニングの輪郭が見えてきます。
W|Width ― ダイニングテーブルの大きさ
大皿料理が多いのか、食事はコンパクトに、リビングで過ごす時間を大切にしたいのか。
リモートワークやお子さんのリビング学習の可能性など、過ごし方によってダイニングテーブルの適した大きさは異なります。
■幅180cmのテーブルを起点に考えたLDK
・リノベーション事例:「Hygge365」(東京都武蔵野市)

Artekの<TABLE83>を購入したIさん。
「とにかくアアルトが好き」という奥様。リノベーションを機にこのダイニングテーブルを置くと決めていたため、このテーブルありきで床材やレイアウトを検討したそう。

幅1.8mは、3人家族がゆったりと囲める大きさ。周囲にもゆとりある通路幅を確保しながら、空間に心地よく収まっています。
それぞれのワークスペースは個室に確保しているため、ダイニングテーブルは家族の時間を過ごす場所。
窓辺の一番心地よい場所で、“目に映るすべてのモノが「いいな」と思える毎日”を楽しんでいます。
H|Height ― ダイニングテーブルの高さ
ダイニングテーブルの高さは、空間の見え方だけでなく、食事のスタイルや座る際の姿勢を決めます。
くつろぎを感じる姿勢は人それぞれ。ご自身の感覚にあった高さを選ぶことが、ダイニングを囲む心地よい時間につながります。
■低めのダイニングテーブルで開放感を演出
・リノベーション事例:「床座」(東京都墨田区)

飛騨産業のダイニングセットがお気に入りだというKさん。
通常のダイニングセットより高さが低く設定されているため、長時間座っていても疲れず、思わず長居してしまう心地よさ。

Kさんが当初イメージしたのは、“ひらけた空間”での“目線の低い暮らし”。そんな理想とする暮らしを静かに支える存在としても、このダイニングテーブルはぴったりの存在です。
F|Flexibility ― 暮らしに合わせた可変性
毎日、同じスタイル・同じ人数でダイニングを囲むとは限りません。
週末に遊びに来る家族やご友人。
ときには、広いスペースが必要な趣味を楽しむことも。
常に必要ではないけど、定期的に広さが必要になる場合には、可変性のあるダイニングテーブルを選ぶという考え方もあります。
■エクステンションテーブルで人数に合わせて広げる
・リノベーション事例:「antique×ダウンフロア」(神奈川県横浜市)

約47㎡のコンパクトな1LDKで暮らすKさん。
ダイニングテーブルはG-PLANの<Fresco>を使用しています。

天板下に補助天板が格納されており、広げると楕円に変形。
アンティーク家具で揃えた空間と、チークフローリングの相性も抜群で、経年変化を楽しめる味わい深い空間を演出しています。
リノベーションならでは。「造作する」という選択肢
自分たちに合うダイニングテーブルが見つからない場合には、オリジナルデザインで造作するという選択肢もあります。
リノベーションで自分たちに合った間取りをつくるように、家具もまた、家具に暮らしを合わせる必要はありません。
自分たちの過ごし方に合った家具をつくる。
造作という選択肢を持つことで、空間だけでなく、そこで過ごす時間まで、より心地よく整えることができます。
■キッチンと一体化した造作テーブル
・リノベーション事例:「SIMPLE×seamless」(東京都渋谷区)

設計デザイナーへ「とにかく凹凸のない、シームレスな空間にしたい」と真っ先に伝えたというHさん。キッチンの天板と同じ人工大理石で、一体的にダイニングテーブルを造作しました。

食事をしたり、仕事をしたり、勉強をしたり。
広々とした造作ダイニングテーブルは、様々なシーンで暮らしの中心になっています。
■2人暮らしに合わせた半円形の造作カウンター
・リノベーション事例:「LUXE」(東京都世田谷区)

ダイニングセットの代わりにキッチンと一体の半円形カウンターを造作し、ハイスツールを置くスタイルで過ごしているOさん。
ご夫婦2人で来客も滅多にないことから、一般的なダイニングセットを置くのではなく、食事に必要な場所をコンパクトに造作。その分、愛猫2匹と心地よく過ごせるリビングを広々と確保しました。

ダイニングはコンロと地続きに。
食器やお酒を置く棚も一体的に造作することで、ご夫婦の趣味であるスポーツ観戦とドラマ鑑賞、そして料理して食べ飲みすることを楽しむ暮らしを存分に味わっているそうです。
家具と住まいを、一緒に考える
空間がどれだけ心地よく整っていても、そこに置く家具が暮らしに合っていなければ、どこか居心地の悪さを感じてしまうもの。
反対に、どんなにお気に入りの家具を揃えても、空間とのバランスが合っていなければ、その魅力を十分に生かすことはできません。
家具と住まいは、どちらも日々の暮らしを支え、そこで過ごす時間をつくるもの。
だからこそ、別々に考えるのではなく、一緒に考えていくことが大切です。
家具から住まいを考え、住まいから家具を考える。
その両方を行き来しながら設計することで、自分たちらしい暮らしのシーンが生まれていきます。
物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
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よくあるご質問
Q1. ダイニングテーブルの大きさはどうやって決めればいい?
A.
ダイニングテーブルの大きさは、家族の人数だけでなく、そこでどのように過ごすかをイメージして決めることが大切です。食事のスタイルや来客の頻度、仕事や勉強にも使うのかなど、ダイニングで過ごす時間を具体的にイメージしながら、自分たちの暮らしに合った大きさを選びましょう。
Q2. ダイニングテーブルとキッチンのレイアウトはどのように決めたらいい?
A.
ダイニングテーブルのレイアウトは、キッチンとの関係性や配膳のしやすさ、LDK全体の動線を考えて決めることが大切です。料理中に家族とどのようにコミュニケーションを取りたいかによっても、横並び・対面・背面など、適したレイアウトは異なります。朝・昼・夜、平日・休日など、さまざまなシーンをイメージしながら検討しましょう。
Q3. 条件に合うダイニングテーブルが見つからなかったら、どうすればいい?
A.
リノベーションでは、ダイニングテーブルをオリジナルで造作することも可能です。サイズや高さを空間にぴったり合わせたい場合や、キッチンと同じ素材を使って一体的に仕上げたい場合などは、造作も選択肢のひとつ。既製品に暮らしを合わせるのではなく、自分たちの過ごし方や空間に合わせて家具そのものをつくることができます。
物件探しから設計・施工、インテリアまでをワンストップで手掛けるnuリノベーション(株式会社ニューユニークス)のスタッフ。
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