ダクトとは
ダクトとは、住宅における空調や換気設備の通路として、空気を外に送る配管のことです。断面の形によって分類され、断面が円形のものを丸ダクト、長方形のものを角ダクトと呼んでいます。リノベーションで新たにダクトを設ける場合、空調設備を増設することが可能です。
リノベーションのワンポイントアドバイス
[ダクトのリノベーションにおけるメリット]
リノベーションにおいてダクトを新たに設ける場合、以下のようなメリットがあります。
・エアコンを新たに設置できる。
・ビルトインエアコンの設置が可能となる。
・換気扇の位置を変えられる。
リノベーションにおいてダクトを新設すると、これまでエアコンの無かった部屋にも、エアコンを設置できます。分譲マンションなどで、配管穴が新たに空けられない場合も、エアコンを増設したい部屋からダクトを伸ばし、違う部屋の配管穴にダクトを通すことで、エアコンを新設できることがあります。住宅の内壁に十分なスペースが無い場合にも、リノベーションによって、天井部分にダクトを新設することで、ビルトインエアコンの設置が可能となります。ビルトインエアコンは、空調設備がむき出しにならないため、室内をすっきりと見せることができるのです。換気扇の位置の変更も、ダクトの新設によって可能となります。部屋の中央におしゃれなアイランドキッチンなどを設置し、それに合わせて換気扇とダクトの位置を変えてみるのもよいでしょう。
[ダクトのリノベーションにおける注意点]
リノベーションにおいてダクトを新たに設ける場合、注意点もいくつかあります。
・配管穴を空けられない位置もある。
・ビルトインエアコンの場合、費用が高額になってしまう。
ダクトの新設を検討する際、住宅の内部構造によっては、新たに配管穴を空けられない位置があるため、注意が必要です。ダクトの新設が可能かどうか、リノベーション会社に相談しておくとよいでしょう。ビルトインエアコンとダクトを新たに設置する場合、設置費用が高額になってしまう懸念があります。事前に予算を組んだうえで、設置を検討してみてください。
まとめ
リノベーションにおいてダクトを新たに設けると、エアコンを好きな位置に新設できたり、ビルトインエアコンでおしゃれな空間にできたりなど、多くのメリットがあります。しかし、場所によっては配管穴を空けられないことや、費用が高額になってしまうなどの懸念もあります。予算や設置位置など不明な点や不安な点がありましたら、ぜひnuリノベーションへご相談ください。