パンチングメタルとは
パンチングメタルとは、プレス加工によって金属板に無数の穴をあけた板をいいます。金属の材料として、主にアルミ、ステンレス、スチールなどが使われます。穴の大きさ、穴の間隔などに様々な種類があります。
リノベーションのワンポイントアドバイス
[パンチングメタルのリノベーションにおけるメリット]
リノベーションでパンチングメタルを採用することには、次のメリットがあります。
個性的なデザインが可能
パンチングメタルは用いる素材の材質や穴の大小、色や形状などで、その生み出す雰囲気が個性的であり、様々なバリエーションが可能です。パンチングメタルは見る人にスタイリッシュでクールな印象を与えるとともに、品位や格調の高さを感じさせます。
内装にも外装にも使える
ドアや間仕切り、壁面の一部や換気口など内装に使えるほか、バルコニーの覆いや外壁の一部、玄関網戸やフェンスなど外装にも使えます。いずれの用途にもパンチングメタル独特の印象が活きてきます。
光を通す目隠しに使える
細かい穴のあるパンチングメタルは外からの光を一定程度室内に通す一方で、外から室内が見えない目隠しとしても使うことができます。光を通しますので、照明のカバーに用いると光を適度に遮り、落ち着いた空間を演出することもできます。
経年劣化が少ない
アルミやステンレス製のパンチングメタルは錆びる心配が少なく、長期に渡ってメンテナンスが不要となります。パンチングメタルの最大のメリットは、多数の穴で構成されている個性的な外観です。そのクールな印象から、インテリア性の高い資材として用いることができます。
[パンチングメタルのリノベーションにおける注意点]
リノベーションでパンチングメタルを用いる際に注意したい点を挙げます。
・希望の内容によっては割高
・スチール製は錆に注意
パンチングメタルは、穴の大きさやその間隔などが規格化されており、各メーカーで大量生産されていて、比較的リーズナブルに入手することが可能ですが、規格品以外を希望する場合は受注生産となるため、割高になります。スチール製のパンチングメタルは、錆びないように塗装が施されていますが、長い年月の経過で、穴の縁などの塗装が薄くなっている部分から錆びの生じることがあります。
まとめ
無数の穴が開いた金属板であるパンチングメタルは、内装や外装などで様々な用途に向いています。金属の質感と細かな穴が開いたその外観には、高いインテリア性があり、高級な感じを受けます。金属板の形状を曲線にしたり、盤面を波型にしたりすることで、より個性的な印象を生み出すこともできます。パンチングメタルは金属製ですので、キズが付きにくく、アルミ製やステンレス製は経年劣化にも強いという特徴があります。アイデア次第でパンチングメタルの活用法は色々とありますので、どのような使い道があるのか考えてみるのも楽しいでしょう。パンチングメタルを使用したリノベーションをご希望の場合は、nuリノベーションまでご連絡ください。