本日は、解体工事～木工事までをご紹介いたします！
今回の現場は、約96㎡の中古マンションの一室。なんと、96㎡という大空間でありながら水回り以外の扉がほぼない、ワンルームのようなプランです！
どんな空間になるのか現場に入る前からワクワクしていたこの物件、早速概要からご紹介いたします。
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◎CONCEPT
CYCLE
SOZAI×workspace
扉の枚数は最小限に、暮らしが淀みなく流れる1LDKプラン。
31J超のLDKは、温かな素材感のバーチフローリングとグレータイルで床を切り替え、
造作キッチンや小上がり、壁一面の本棚などを、こだわり抜いた様々な素材で彩りました。
インナーテラスで仕事をしたり、小上がりでのんびりと本を読んだり…。
家族の穏やかな日常がつながり合い、心地よい循環が生み出されていきます。
◎PLAN
◎IMAGE PERSPECTIVE
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イメージパースをご覧の通り、今回はLDKに壁一面の本棚や小上がりなど、造作家具が盛りだくさん。工事の舞台を整えるべく、まずは既存の解体工事からスタートです！
解体が終わり、既存の配管たちが姿を現してきました！
床から天井に伸びる白い配管は上階から下階までを貫く縦管で、リノベーションでも壊したり移設することのできない箇所となります。
こちらのカラフルな配管はお風呂やキッチンに水・お湯を運ぶ管で、共用廊下の給湯器と繋がっています。
給湯器自体の交換はできますが位置は変更できないため、既存の配管ルートをしっかり確認した上で新しい間取りに合わせて室内の配管ルートを検証していきます！
今回は床下の配管も全て更新するため、既存のルートを確認したら先程のカラフルな既存配管はお役目を終え、綺麗に撤去。
これから先も綺麗な水を家中に運ぶべく、今回のリノベで新品の配管を設置していきます！
新しい配管も、温水はピンク、冷水は水色。
わかりやすくていいですね！
さて、配管を取り回しつつ軽量鉄骨で間仕切り壁の下地を施工していくと、次第に間取りが見えて来るのですが…。
ご覧くださいこのスケール感！
手前側は約31JのLDK、奥側の壁下地が立っている部分がワークスペースや水回り、ユーティリティルームができていく空間です。
カメラの広角感があるとはいえ、こんなに大きなLDKはなかなかお目にかかれません…！
さてさて、興奮冷めやらぬまま現場の工程は本格的に木工事に入っていきます！
小上がりやキッチンが設置される予定の箇所には、何やら骨組みのようなものが立ち上がっていますね。
手前でしゃがんでいる職人さんはフローリング張り工事をしています。
あれ、職人さん！
床にフローリングじゃない木材が設置されちゃってますよ！
…と思いきや、こちらはフローリングが斜めにならないように、ガイドとして仮止めしている木材でした(笑)。
今回の現場では、玄関の上り框からLDKまで、約10mのワイドスパンをフローリングで張り込んでいきます。
ほんの数ミリ斜めになるだけで仕上がりが大きく変わってしまうため、この最初の一手がとても重要！
割り付け・木目のバランスなど、フローリングを張る際に確認する項目はたくさん！
インナーテラスと切り替わる部分にはステンレスの見切り材を入れます。
この見切りも曲がらないよう、慎重に慎重に…。
ちなみに、フローリングの反対端の終点は、斜めにカットされた玄関の上り框。
この斜めの納まり…職人の腕がなりますね！(笑)
仕上がりの様子は次回以降にご紹介させていただきますので、乞うご期待（＾＾）
ということで、今回のnuLIVEはここまで！
今回の現場もとてもボリュームがあるので、前編・中編・後編の3部構成でお届けします！
中編では木工事が進み、より造作家具の全貌が見えてくると思いますので楽しみにしていてくださいね。
次回は9月初旬の更新を予定しております！
暑い日が続きますが、皆様も熱中症にはくれぐれも気をつけてお過ごしください。
今回もお読みいただき、ありがとうございました！
＜今後の工事の見どころ＞
・小上がり、本棚の造作
・キッチン腰壁の石目タイル
・キッチンPS柱の浮造り仕上げ
・LDの吊り下げライティングレール
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関連記事はこちら
□中編(造作工事)
□後編(造作〜仕上げ)
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