ガラスブロックとは
内部が空間となっている立方体のガラス製ブロックであり、空間の気圧は0.3と低く、断熱性が高くて遮音性も備えているという特長があります。ガラスですので採光性があって明るく、ブロックを並べて、壁面として玄関などによく用いられます。光の透過具合や色使い、大きさや並べ方など、デザインの異なる様々なガラスブロックがあります。
リノベーションのワンポイントアドバイス
[ガラスブロックのリノベーションにおけるメリット]
多様な種類のあるガラスブロックは、光を取り入れられる壁としていろいろな使い道があります。次に挙げるメリットがガラスブロックにあります。
・明るさとプライバシーの両立を図ることができる
・断熱性と遮音性が高い
・多様なカラーや特殊加工を選べる
・壁面だけでなく屋根や床としても使用できる
ガラスブロックは素材がガラスであることから、光をよく通します。その一方で、内部に空間があることで光が屈折し、ガラス窓とは異なり、室内の様子は外からは見えず、プライバシーを保つことが可能です。リビング、キッチン、浴室など、明るさは欲しいもののプライバシーは守りたいというニーズに、ガラスブロックは最適な選択肢のひとつとなります。ガラスブロックには熱を伝えにくい断熱性があり、音を伝えにくい遮音性もあるという特長を持っています。冷暖房費の節約や騒音の低減に効果が期待できます。
一般的なガラスブロック以外に、多様なカラーで彩色したものや、表面に特殊加工を行ったガラスブロックを選ぶこともできます。シックな色調であれば、上品で洗練された印象を受けますし、カラフルな色調であれば華やかで生き生きとした印象となります。内部の空間に細かい粒状のガラスを加工したものや、畜光材を使って夜間に光るものなど、様々な加工を行ったガラスブロックも選べます。多様なデザインがありますので好みに合わせて選ぶとよいでしょう。壁の一部として使うことが一般的ですが、屋根に配置して上からガラスブロックを通して採光するといった使い方もできます。また床の一部としても使うことができますので、アイデア次第で好きなところに配置するのもいいでしょう。
[ガラスブロックのリノベーションにおける注意点]
リノベーションでガラスブロックを採用する際は次の点に注意したほうがよいでしょう。
・費用が高め
・重量がある
・工事できる業者が限られる
価格に大きな幅があり、高価なものを使うと高額となり、工事費も高めです。元々重量がありますが、大量に使用する場合には、全体の強度を確保するために厚くて重いカラスブロックを使い、住宅全体の強度が必要となる場合があります。なお、ガラスブロックを使った工事は、経験がなかったり、手間がかかったり、といった理由で工事を断る業者がいます。
まとめ
ガラスブロックは見た目がよく、使い道も広いため、効果的な場所を選んで使うとよいでしょう。デザインも豊富にありますので、ガラスブロックを使って個性を活かした外観とすることも可能です。採光のうえでもガラスブロックの利用は有利ですので、リノベーションで採用を検討してみるのもよいでしょう。ご希望の方は、nuリノベーションまでぜひともご相談ください。