数年前、nuリノベーションでご自宅をリノベーションしたmaruさん。
リノベをきっかけに変化したライフスタイルや、丁寧な暮らしをつむぐmaruさんの等身大の日常をお届けします。
自己紹介・リノベのきっかけ
はじめまして。maruと申します。
自然豊かな場所に建つマンションで夫とのんびりふたり暮らし、とはいかず日々バタバタと、でも朗らかに暮らしています。
4年前、ひとり息子が社会人となり我が家を巣立つことが決まり、離れ離れとなる悲しみのエネルギーを何とかせねばと、26年もの長い間住み慣れたマンションのリノベーションをする決心をしました。
リノベーションの目的は、これまでの間取りでは難しかった”夫婦それぞれの空間を持つ”こと。
そして、コツコツと集めてきたお気に入りのアンティーク家具たちが心地良さそうな空間であることを第一のテーマに掲げました。
これまでの細切れの間取りの中で窮屈そうだったお気に入りの家具たちが、のびやかに活き活きとそこにあってくれたら、私にとっても心地よい空間であること間違いなしです。
常にそのことを意識しながら完成した第二の我が家は、nuリノベーションさん、お世話になっているアンティークショップの店主さん、職人さん方々のおかげさまで、夢に描いていた家へと生まれ変わりました。
リノベーションをしたことで、家だけではなくライフスタイルも大きな変化の時を迎えることに。
以前から関心の強かったインテリアコーディネーターの資格を取得し、その知識とリノベの経験を活かしてリフォームスタイリストという資格も取ってしまいました。
現在は不動産業をメインとしながらも、コツコツと学んできた写真業やインテリアのスタイリングにも手がけさせていただいたりと、あれよあれよと言う間に世界がぐんと広がっていきました。
今では息子が帰って来てくれても「仕事だからごめーん!」ということもたびたびで、そんな母を微笑ましく思ってくれているようにも感じます。
転機って、何がきっかけになるか分かりませんね。
我が家の転機となった息子の巣立ちは悲しみでもなんでもなく、
むしろ健康に育ってくれて巣立てたなんて万々歳ではないかと思えるほどになったのも、この空間のおかげかもしれません。
そんな我が家でのリノベ後の暮らしぶりを、10回に分けてお伝えさせていただく機会をいただきました。
息子が社会人と言うことからもお分かりのように私はすでに50代に突入しておりますが、そんなお年になってもやってきてくれた転機のことや日々の暮らしごとなど、肩の力を抜いてお伝えできればと思っています。
よろしくお願いいたします。
そしてタイトルにもありますように、毎回季節の写真を添えられたらと思っています。
初回はフィルムカメラで撮った友人とアナベル。
夏本番ももうすぐそこですね。
撮影・文:maru
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