vol.2ふたり暮らしの始まり《春夏秋冬の暮らしごと》

更新日　2021.9.10

数年前、nuリノベーションでご自宅をリノベーションしたmaruさん。
リノベをきっかけに変化したライフスタイルや、丁寧な暮らしをつむぐmaruさんの等身大の日常をお届けします。

ふたり暮らしの始まり

暑かったり長雨が続いたりと落ち着かない天気が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
現在我が家のマンションは大規模修繕中です。
エアコンのない暑い暑い現場にて毎日作業をしていただき、おかげさまでマンションがどんどん綺麗になっています。
洗濯物が好きな時に干せなかったりなどの不便はありますが、日々の変化の方が楽しみな今日この頃です。

我が家ごとになりますが、ひとり息子が今年の4月に結婚式を、今年から本格的に夫婦2人暮らしがスタートしました。
このご時世なので親族のみでのささやかなお式となりましたが、幸せそうなふたりの姿が見られただけでも、感謝感謝です。

ちょうど30年前の4月に私たちも式を挙げて、その時には分からなかった親の気持ちが、この日を迎えてやっと分かりました。
式を挙げた本人たちも幸せに満ち溢れていたけど、我が子が新たな家庭を築く姿を見届ける親も、それに負けないくらい幸せな気持ちであったということ。
結婚当初は親（特に父親）に対して寂しくないかな、ごめんねという思いも強かったけれど、こんなに温かい気持ちだったんだって、今になって嬉しくなりました。

息子がまだ小さい頃から「家を離れちゃったらどうしよう」「結婚なんてしちゃったら寂しくてどうにかなっちゃうんじゃないか」などと思ったりもしましたが、一緒に笑って泣いて、たくさん怒って（笑）、でもここぞという時にはとことん向き合って、そうやって愛をもって日々を過ごしていれば、来るべき時には神さまがスッと手を引かせてくれるんだなぁと、、今は心から思えます。

もちろん、リノベーションをしたことで好みの家になり快適な暮らしが送れていることも、笑顔で見送れた大きな理由のひとつだと思います。
今はコロナ禍ということもあり、家の中でも心地よく過ごせるような小さな工夫を、あちこちに忍ばせています。

梅雨の時期や蒸し暑い夏の夜には、透き通るような香りのお香をくぐらせてみたり、夏の夜にはキャンプさながら、お部屋の中にいくつかの小さなライトを灯してみたり。
そこにお気に入りの音楽を合わせたら、いろいろあった1日もまるっとおさまります◎

写真に写っているライトは太陽光でも充電可能なソネンライトというソーラーライトです。
電源いらずでどこでも持ち運びができるので、アウトドアだけでなく我が家でも大活躍。夏の日差しだけでたっぷりと充電できます。

中に入っているのはたんぽぽの綿毛のドライフラワーで、アンティークショップに勤めていた時に、お客様でいらっしゃった地元のお坊さまから作り方を教えていただきました。
もう1年以上経っているのに、ふわふわな綿毛は当時のまま。不思議ですね。
こんな時だからこそ、自分の「好き」を理解して、視覚や嗅覚、聴覚などの五感に響かせててあげるって大事なことだなと感じています。

そんなこんなでふたり暮らしがスタートしましたが、2人ともまだまだいろいろなことに興味津々！
それぞれの趣味や楽しみを尊重しつつなので単独行動が多めですが、共通の趣味については一緒に楽しむというスタンスです。
共通の趣味といえばお山登りやキャンプなどがあり、それもまたの機会にお話させていただけたらと思います。

春夏秋冬、
真夏の写真は長野県の白馬大池へ登山した時の朝焼けの写真を。
ふもとの街は灼熱の暑さでしたが、ここでは夜はダウンが無いと凍えてしまうくらいの寒さでした。
皆さまにも涼が届きますように。